【ドイツ事情】日の光は浴びられるだけ浴びる #298
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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
毎週水曜日はドイツ事情について、私の体験も踏まえてお話しています。
前回は「特別な日に日本食レストラン?」というテーマでお話しました。
今日は「日の光は浴びられるだけ浴びる」というテーマでお話します。
私がドイツで初めての初夏を迎えた時、一番驚いたのは天気の良い日に公園へ行くと、水着やトップレスで日光浴している人々がいたことです。
一人でいる人、カップル、友人同士、グループなどいろいろです。
まるでビーチのように、芝生にシートを広げて寝っ転がったり、本を読んだり、おしゃべりしたりしています。
年によって違いますが、5月になると良い天気の日があり20度を超えると、待ってましたとばかり日光浴する人が増えてきます。
私としては、水着になるにはまだ肌寒いと感じましたが、皆さん平気な様子でした。
ドイツの冬は寒くて長いですから、やっと日の光を浴びることができるようになったという嬉しい気持ちはわかります。
私のホストマザーも、よくベランダで水着になって日光浴していました。
カフェやレストランでもたくさんのテラス席が設けられて、皆さんテラス席を選ばれます。
たとえ近くで工事をしていたり、旧市街などは警察官は馬に乗っているのですが、その馬がふんを落としていっても、日を浴びられるテラス席のほうが良いようです。
私は日に焼けるのは嫌ですし、店内のほうが衛生的ですし、静かで落ち着くので店内の席を選ぶと、ちょっと不思議そうな顔をされます。
そして店内は私だけで他にお客さんは誰一人いないのです。
ドイツの女性は日に焼けるのを気にするどころか、小麦色になるために積極的に日焼けしようとします。
日本のように日傘をさしている人は誰もいません。
昔は外での労働をしていない証拠である色白が裕福の象徴だったようですが、現代では小麦色の肌が南の国でバカンスを過ごした証拠であり裕福の象徴になっています。
ドイツ人の友人の家に遊びに行った時、友人のお母さんから「あなた、青白いわ。もっと日焼けしないと!」と言われたこともありました。
皆さんはどのような感想を持たれましたか?
それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!
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