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今治でファンと共闘して上を目指したい  #はじめてのFC今治 宮尾孝一

前チーム「Y.S.C.C.横浜」ではキャプテンを務めていた宮尾選手は、初めて夢スタでプレーしたとき、ほかにはない感動を味わったそう。「今治なら選手とサポーターが共闘する理想のサッカーが叶う」と話す宮尾選手に思いを語ってもらいました

サッカーを始めたきっかけは何ですか?

年中さんのときにおばあちゃんがボールを買ってくれて、公園で蹴り始めたのがきっかけです。ちょうどその幼稚園にはサッカーチームがあったので、入って習い始めました。

小さい頃にファンだった選手は、テレビ越しに見た中田英寿選手。僕はちょうど中田世代で、日本代表としてW杯に出場する勇姿を見て育ちました。あの時代の選手たちは、奇抜な髪型や容姿をしている方も多かったのですが、中田選手はそういった見た目はもちろん、パス、シュート、ドリブルなどいろんなプレーをこなせる唯一無二の選手でした。自在にボールをコントロールして、チームの核となっている姿を見て「僕もこういう選手になりたい!」と思い、その背中をずっと追いかけてきた気がします。移籍前のチーム「Y.S.C.C.横浜(=横浜スポーツ&カルチャークラブ)」でも、中田さんと同じ背番号7にこだわって背負わせてもらっていました。

公益財団法人日本サッカー協会(JFA) 公式 Instagramより

自分自身で大切にしていることはありますか?

まわりのみなさんとの関わりやご縁です。僕はまわりに恵まれているとずっと感じているんです。一緒にプレーしている選手もそうですし、そこで関わった友だちや先生、監督、コーチなど、いろんな人が僕に影響を与えて導いてくれていると感じます。僕自身の中には強い芯があるのですが、指導者の方々はそれを生かしつつ多くの経験を積ませてくれ、僕という人間をここまで作り上げてくれました。そういった素晴らしい巡り合いを通して、今回、FC今治に入る機会を得たことをとても光栄に思っています。

FC今治に加入した決め手を教えてください

上をリアルに目指せるチームだな」と感じていたからです。前チームのY.S.C.C.横浜には5年間在籍させてもらっていました。昨シーズンとその前のシーズンの2年間はキャプテンをやらせてもらっていたのですが、その2年の間に僕に興味を持って声を掛けてくださったチームは多くあったんです。その中で、リュイス監督をはじめとしたFC今治からもお話をいただきました。僕自身、FC今治については「上をリアルに目指せるチーム」という印象が強くありました。そういったチームからオファーをいただいたのがすごく嬉しかったんです。

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Y.S.C.C.横浜にいた昨年、対戦相手として初めて夢スタジアムでプレーさせてもらったときに、すごく感動したのをよく覚えています。当時、僕はキャプテンをしていたのでスタジアムに入るときに先頭を歩いていたのですが、扉がバンッと開いて中に入るあの景色というのは、ほかのスタジアムにはない感動的な光景だったんです。試合前でしたがグッとくるものがありました。同時に、チームとお客さんが持つ一体感のような雰囲気を感じ取り「今治は全員が共に闘っているんだよ」というメッセージが伝わってきました。

宮尾選手は「共闘」という言葉が好きだそうですね

はい。プロになってからは、とくにこの言葉を好んで使っています。学生時代は選手である僕と、ピッチの向こう側の親や友人やサポーターを分けて考えているところがあったのですが、プロになってみて「サポーターをはじめ、応援してくれている方々と、闘っている自分たちの間に境界線はないんじゃないかな」と思うようになりました。やっぱり目指しているところは、サポーターもクラブも選手も同じなんじゃないかなと。そういった意味で「共に闘っている」という感覚はすごく大事だなと思うようになりました。そこから僕は「共闘」という言葉を意識して使うようになっています。この言葉が、いいチームを作り上げるうえでのひとつのキーワードになればいいなと思っています。

Y.S.C.C.横浜にいた昨年、初めて夢スタで感じた「今治は全員が共に闘っているんだ」という感覚は、実際にチームメイトになった今、やっぱり正しかったんだと実感する日々です。ベテランや若手選手、スタッフやサポーターも含めて、いい雰囲気を作ってやっていこうとする一体感を今、間近で感じています。FC今治は「共闘」という言葉がまさにマッチするチームではないでしょうか。

宮尾選手はSNSにも積極的ですが、発信は得意ですか?

得意というよりも、発信の重要性を強く感じています。SNSは自分をアピールするうえでも、大切なツールのひとつ。発信することで、何か感じてもらえることがあったり、僕ってどういう人間なんだろうというのを知ってもらえたりできるから。コロナ禍で直接会えなかったり顔が見られない今、SNSは双方向のコミュニケーションが距離なくとれる大切な場所。そういった意味でも、これからも発信は続けていきたいなと思っています。

宮尾選手アカウント Twitter Instagram note

最後にサポーターへメッセージを

ピッチに立っている僕という人間は、試合を見てくれれば分かると思うし、僕もそれをプレーで表現していきたいと思っています。それ以外ではSNSはもちろん、実際に夢スタでお会いできるときにも、どんな角度からでもお声掛けいただければそれに答えていきたいと思っています。ファンやサポーターの方々と選手が接するのはすごく大切なことですので、ファンサービスが解禁されたときは、ぜひ気兼ねなく声をかけていただきたいです。みなさんと共に闘いながら、目指す理想に近づいていけるよう頑張ります!

取材・文/村上亜耶

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以下は宮尾選手が登場したラジオ番組「カナイがイカナイト」の放送です。宮尾選手の素顔が垣間見られる内容ですのでぜひご視聴ください。

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