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2017年夏にみた映画

最近みた作品の感想覚え書き。結構ネタバレしてますのでご注意ください。

なお9月はいりましたがワンダーウーマンまだみてません。ロビン・ライトがToo Too Hotらしい。メアリといいスパイダーマンといい、今年は叔母が熱いのか。


ウィッチ
「スプリット」で一目惚れしたアニャ・テイラー=ジョイちゃんがお目当て。久々の新宿武蔵野館はリニューアルされてとても綺麗でした。19世紀、敬虔なクリスチャン一家が悪魔に魅入られる話。言葉遣いがシェイクスピアレベルの時代劇。鑑賞中、横の男性客がことあるごとにビクビクと魚のように飛び跳ねていた。ちょっとグロい場面や、びっくりおばけ手法も多々あるからしょうがないね。ファミリー崩壊の流れがブラックジョークすぎて、自分にはホラーコメディ枠でした。主人公のトマシンはなにをきっかけに悪魔に魂売ってたのかな、という謎はとけず。初潮を迎え、「奉公にだされてお嫁に行く」未来が確定しそうになったトマシン。自由になりたくて引換えに弟を差し出したのかも。悪魔の化身の動物が可愛い。黒ヤギ、うさぎ、カラス等々。動物萌え映画でもある。エンディングでテンション爆上がりでした アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ


ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
角川シネマ有楽町にて鑑賞。3日目だったけどほぼ満席でした。マイケル・キートンですよ奥さん!見ないわけがない。マクドナルドの創始者(自称)レイ・クロックの物語。世界最大のハンバーガーチェーンの大元となるマクドナルド兄弟はあまり日の目をみなかったけれど、本作品では丁寧に、時に意地悪に、レイと兄弟のなれそめから別れまでを描いている。50代後半から矢沢永吉ばりに「成り上がり」を体現したレイをみていると、「攻撃は最大の防御なり」がはまっているなぁと感心する。「相手が溺れそうになってたらホースつっこんでトドメをさしてやる」ってのがクロック哲学です。ビジネス映画としても面白かった。


ベイビードライバー
新宿バルト9だった気がする。。
前日にサントラ購入、予習してから鑑賞。残念ながらストーリーはあまりはいってこなかった。が、バリーホワイト”Never Never Gonna Give Ya Up”の使いどころは300点!

・アトランタについて
撮影協力がまたもやジョージア州アトランタらしく、映画界に貢献しているなーと感心。近年、カーチェイス撮影できる都市って少ないらしい。「アントマン」「ウォーキングデッド」「ハンガーゲーム」等ブロックバスター作品もここで撮影されている。最近だとベンアフがマフィアの「夜に生きる」は自然の映像が抜きんでて美しかった。ジョージア州のエンターテイメント産業については、カリフォルニア・ニューヨークに続き第3位だけれど、FY16では7000億円(70億ドル)経済効果をたたき出している。Georgia Film Commissionは第39代米大統領ジミー・カーターがはじめたという。知らなかった!


パワーレンジャー
夏の青春映画その1。シネマサンシャイン池袋で初日に鑑賞。ある日不思議な力を手にした(ド田舎の)高校生が5人が悪に立ち向かう話。日本のジューレンジャーが元ネタなのでわかりやすい。女子ふたりの関係性に萌えたり(通称ピンクレモネード)まんま冨樫義博の「レベルE」じゃねーかよ!というツッコミを始終したりで忙しかった。頑張れば都会に抜け出せそうな中途半端な田舎っぽさがよい。特撮ヒーローでおなじみ採掘場で戦うシーンも熱い。ι(´Д`υ)アツィー



キングス・オブ・サマー
夏の青春映画その2。渋谷アップリンクで初日に鑑賞。パンフレット買ったら撮影風景のポストカードついてきた。粋なお土産。「夏におすすめデートムービー」にあげていたので、もちろんみにいった。

事前情報は、監督が「キングコング 髑髏島の巨神」と同じひとってくらい。いや素晴らしかったです。3回見た(笑)10代のまばゆい青春を描いた作品。それ以外説明しようがない。みてくれ。中二病わずらってたあなたも、部活にいそしんでたあなたも、彼氏彼女とキャッキャウフフしてたあなたも。何かしら共感する瞬間があるはずだ。


ホロウ・クラウン 嘆きの王冠 リチャード3世
渋谷ヒューマントラストにて鑑賞。背むしベネディクト・カンバーバッチふんする王様が、ベネベネベネベネってな感じでせまってくる話です。
シェイクスピア好きにはたまらない。音声だけでも聞いていたい。


夜明けの祈り
有楽町ヒューマントラストシネマ
いまのとこ、下半期暫定1位。1945年終戦直後のポーランド修道院が舞台の歴史もの。暗いです。信仰と命とプロのお仕事の話。


High & Low End of Sky
初・新宿ピカデリーにて鑑賞。謎の螺旋階段ことエスカレーターに戸惑いまくり。事前にザ・ムービー1で予習はしていたので5大勢力は理解できた。EXILEマネーがふりそそぎ、往年のJAC - ジャパン・アクション・クラブ並みの格闘技が宙を舞う。絶叫上映があるならこれだけは叫びたい。「琥珀さん、アジアで何してたの!?」私の偏差値が下がりつつあるのか、正直ベイビードライバーの数倍面白かった…(´・ω・`)


ELLE エル
渋谷シネパレス。映画の日に鑑賞。ポール・バーホーベン作品は「氷の微笑」「ロボコップ」「トータル・リコール」「ショーガール」はみている。一筋縄ではいかぬ変態おっちゃんだなーという印象ですが「エル」もしっかり期待を裏切らなかった。レイプシーンではじまり、レイプシーンで(ほぼ)終わる。道徳観はみなどこかずれている。普通が一番難しい。エンディング俺得かよ。


9月以降も見たい作品目白押し。さて予算まにあうかなー(遠い目)


以上です!

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