20kg太った話

唐突ですが、20kg太りました(´>ω∂`)てへ

しかしこの体重増加は今に始まったことではない。

まず子供を妊娠してから食べづわりで10kg太る。そしてその後産後うつになり、抗うつ薬の影響と常に家に引きこもって動かないので更に10kg太る。これが20kgの内訳である。

今でさえTwitter(X)で日々読書の話をしているが、子供を産むまでほぼ読書をしてこなかった私。

産後うつになって心身ともに疲弊している時に出会ったのが、ひろたつさんという読書ブロガーの記事である。

この方の記事がまあ面白い。お勧めされている本を読んだらまあ面白い。

そこから小説にハマる。これが2019年のこと。

読書はいい。現実でのしがらみから解放されて幻想の世界に行けるから。

しかしながら、悪い面もある。全くカロリーを消費しないのだ。

……つまり一向に痩せない。

そこで困ったことは、古い友人に恥ずかしくて会えないことだ。

産後出会った人とは、最初から「ぽっちゃりしてる人」として出会っているので気にせずに会える。

しかし産後の私を知らない友人たちは、20kg痩せていた頃の私しか知らない。故に突然20kgも太った私が現れたら驚くだろう。

お盆休みや正月休みになると、有難いことに古い友人たちから「休みはこっち帰省するの？久々に会おうよ〜」と連絡をもらう。

そこで私の返信は「ごめん、20kgも太って恥ずかしいから会えない……痩せたら会おう！」だ。

すると友人たちは「外見は関係ないから会おうよ」とは言ってくれるのだが、インスタや年賀状等で見る友人たちがキラキラ輝きすぎていて(その友人たちが学生の頃マドンナ的存在であって今もその美貌を保ち続けていることも大いに関係しているかもしれない)、どうも恥ずかしさと劣等感を抱いてしまう。

かれこれ、これが5年ほど続いている。

優しい友人たちは待ってくれている。私が痩せることを。

忘れられる前に痩せねばならない……。