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FIREとは

こんにちは!

本noteでは、
「FIRE」について詳しくまとめています。

近年FIREが理想的なライフプランとして注目されています。
「聞いたことがある」、「少し知っている」という方も多いと思います。

ですが、「FIREは実は何種類か存在する」といったことはあまり知られていないように思います。
本noteではそのような側面も含めた「FIREの全て」を具体的な金額の試算を交えてお伝えできたらと思います。

そもそもFIREとは?

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。

ここでの「早期リタイア」が資産運用による運用益で生活費の一部又は全部をまかなうことを意味するということがFIREの特徴です。
一般的な貯蓄を切り崩して生活するといった早期リタイアではないということです。


FIREの方法

FIREは一般的に投資元本を4%の利回りで運用し、その運用益の中で生活することを想定しています。
この4%という数字は米国株式市場の平均成長率7%から物価上昇率3%を引いたものです。
資産運用により資産が年間で実質的に4%増加し、この4%以内で生活が可能であれば「Financial Independence」経済的自立が達成されるということです。
つまり、年間の生活費を25倍(100÷4)した金額が貯蓄すべき元本となります。

実際の金額で考えてみましょう!
年間の生活費が200万円の場合を考えます。
4%の利回りを想定すると、200万円×25=5000万円
ということで5000万円の元本が必要になることがわかります。

FIREに必要となる元本はこのように概算できます。
もちろんここで200万円とした生活費は
それぞれのライフスタイルによって変わります。

ということで、様々なライフスタイルに対応した「3種類のFIRE」について見ていきたいと思います。


3種類のFIRE

最初にお話ししましたが、FIREにはいくつかの種類があります。
種類によってライフスタイルや必要になる金額も変わります。

ではこれから主要な3つのFIREを紹介していきます。

1. Fat FIRE (ファットファイヤ)

1つ目はFat FIREです。これは一言で言えば「贅沢FIRE」です。
これはもちろん働く必要も、生活を切り詰める必要もなく、余裕を持った暮らしをする一番理想的なFIREだと思います。

ですがもちろん必要な金額も多くなります
具体的な数値での定義はありませんが、通常の生活費に「自分が幸せに暮らすための金額」をプラスし、それを25倍した金額(4%の利回りを想定)が妥当でしょう。

先ほど200万円とした生活費に「余裕を持った暮らしをするための金額」200万円と想定します。

年間400万円必要となるので、
400万円×25=1億円が必要となる計算です。

2. Lean FIRE (リーンファイヤ)

2つ目はLean FIREです。これは1つ目のFat FIREの逆で、一言で言えば「シンプルFIRE」です。
これも働くことは前提とされておらず、一般的な生活費用以下で暮らすFIREです。
お金の自由を得るより時間の自由が欲しいという方向けのFIREだと言えます。

通常のFIREに比べると、必要な金額も少ないです。
実際に計算してみましょう。

通常の生活費は200万円であったので、Lean FIREでは150万円と想定します。
すると、150万円×25=3750万円が必要ということになります。

通常のFIREの5000万円、Fat FIREの1億円に比べると必要金額が少ないことがわかります。

3.Side FIRE(サイドファイア)

最後に紹介するのは、Side FIREです。別名Barista FIRE(バリスタファイア)とも呼ばれます。

これは、アルバイトなどの形式で労働を行い、足りない生活費用を資産の運用益で賄うスタイルのFIREです。

バリスタというのは1つの具体例に過ぎませんが、一般的なフルタイム労働ではなく、自分の好きな仕事を、好きなだけ、気軽に行うことが想定されています。

働くのが嫌でFIREをしたのに、「実際にしてみたら暇で暇で仕方ない」という方や「仕事を辞めてみたら、人との関わりが減って寂しい」などの理由から会社員に出戻る方が多くいます。このような方には程よく働き、コミュニティを持つことができるという点でSide FIREが向いていると思います。

もちろんSide FIREにかかる金額は通常のFIREに比べ少なく済みます。
計算してみましょう!

週3日で1日5時間のアルバイトを時給1200円で行う場合を考えます。
この場合月の収入は3×5×4(週)×1200=72,000円となります。
そして年間の収入は72,000×12=864,000円です。
通常の生活費は200万円と設定していたので、差額の1,136,000円運用益で賄うことになります。
通常と同じ4%の利回りで考えると、2840万円の元本が必要という計算です。

実際に働き労働収益が得られるため、今回紹介するFIREの中で一番元本が少なく
済みます。


まとめ

以上、ライフスタイルに応じた3つのFIREを紹介しました。
皆様の理想とするライフスタイルは見つかりましたか?

今回紹介した3種類のFIREはあくまでも具体例の1つに過ぎません。
暮らす地域、生活費、想定できる利回りなどによって必要になる元本は大きく変わります。
大切なのは、自分の状況に当てはめて考えることです。
この記事がそのための一助となれば幸いです。


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