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わたしのこと 5|ネイリストになります

会社での最後の挨拶

最後の挨拶の機会をいただいた時、
「ネイリストになるために退職します、ありがとうございました」
と頭を下げました。
顔を上げた時、
ほとんどの人の顔がぽかんとしている事実に気付いた瞬間でもありました。

当時ネイルサロンは当たり前でなく、
特別な人が行くところというイメージで店舗数も多くありませんでした。
ネイリストという職業もほとんどの人に知られていませんでしたし、
ましてや、大企業の人事部をやめて
訳の分らない仕事に就くというわたしのことを
それこそ理解できなかったのだと思います。

悔しい気持ち・負けたくない気持ちが最初の原動力

後から聞いた話なのですが、
私が辞めることがお酒の席で話題になったとき
あまり良く言う人はいなかったそうです。
ですが、
「好きなことやるのに何が悪いんですか?」
と上司に食ってかかってくれたのが
当時の憧れの女性、大好きだったかっこいい先輩だったとのこと。
それを聞き
『応援してくれる先輩のためにも絶対にネイリストになる。
後悔しない!見返してやるー!!!』と奮起。
先輩が「味方でいてくれたその事実」が、
その後のわたしが頑張る力になりました。

→ 次回、 新橋で開業! へ続く

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https://www.instagram.com/hanako.ishii/

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