WWEスーパースター、ティモシー・サッチャーの魅力を語らせて欲しい件について
はじめまして。古城ベニーと申します。
自分はプロレスと野球が好きなのですが、今回は趣味の一つであるプロレス観戦から
お題を頂きこのnoteを書くに至りました。
プロレスを好きな人には必ずと言っていい程避けては通れない問題、"推し"。
近年おたく文化の一般化により浸透した言葉ではありますが、プロレス界を見渡すと
昭和の時代からその流れは続いていた。
日本プロレスが力道山によって立ち上げられ、新日本プロレスと全日本プロレスに枝分かれ、
そして無数の団体へと数を広げていきます。その中でプロレスラーという存在も一般に認知され、
今ではベースボールマガジン社が毎年発行している選手名鑑だと日本だけでも1000人程度居るとされています。
話が逸れました。
自分にも三人程度プロレスラーの推しが居て、その一人がこの「ティモシー・サッチャー」という選手。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが長く北米インディープロレス団体、欧州プロレス団体で活躍した選手で、
2020年にWWEに入団、現在はWWEの1ブランド「NXT」で活躍しているベテラン・レスラーです。
では私がこのサッチャーに惹かれた理由を語っていきたいと思います。
・アメリカンプロレスとは対極にある世界観
皆さんはアメリカン・プロレスと聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか?
よく映像として流れるのが消防車でビールをぶっかけたり、高所から落下したり、
とかく派手な印象があると思うんですよ。
しかしこのサッチャーは違います。真逆なのです。
言葉で語るより実際に見てもらった方が早いので、WWEのプロフィール・ページを見てもらいましょう。
ショートタイツにリングシューズ、ニー・パッドはつけない。
まるで昭和のプロレスラーの如き見た目をしていると思いませんか?
そうなんですよね、こういうスタイルで試合をするレスラーはアメリカには少ないですね。
ただそれだけで私がサッチャーを好きになった訳ではありません。
サッチャーを語るうえで欠かせないのが「EVOLVE」という団体の存在。
今はWWEに吸収され活動停止していますが、WWEにも所縁あるレスラーが多数参戦していました。
そこでのサッチャーの試合というものがとにかく私の心を強烈に揺り動かしたのです。
WWEやTNA(現:インパクト・レスリング)といったいわゆる王道のアメプロしか知らなかった
自分にとってサッチャーの試合は衝撃でした。温故知新、レスリングこそがプロレスの原点だと信じて疑わない
彼の"哲学"に私はどんどん引き込まれていきました。ライバルにはジョニー・ガルガーノや
ドリュー・グラックといった彼の哲学に共鳴する選手と素晴らしい試合を繰り広げていったのです。
そろそろ試合が見たくなってきたのではないでしょうか?ここで彼の素晴らしい試合の数々を
いくつか紹介したいと思います。(すべて公式です)
ティモシー・サッチャーvs鈴木みのる
プロレスファンなら知らない人は居ない「王」、鈴木みのる。
そんな彼ともサッチャーは試合を残しています。サッチャーの念願が叶った瞬間と
言っても良いのでは無いでしょうか。
ティモシー・サッチャーvsトマッソ・チャンパ
現在NXTでタッグパートナーとなっているチャンパとの試合。
激しい技の応酬で身の軋むような試合でしたね。サッチャーはタッグ・マッチにおいても
素晴らしい技術を見せてくれるのでいつかNXTタッグ王者に輝いてほしいと願っています。
ティモシー・サッチャーvsロウ・キー
「セカイノセンシ」ことロウ・キーともサッチャーは試合をしています。
お互いにハードな攻防が得意なのでベテランらしい味を出しつつも
鍔を競合うような試合でしたね。
いかがだったでしょうか?個人的にはOTTのデヴリン戦やEVOLVEでのガルガーノ戦も
挙げたかったのですが無料で見れないのでここでは挙げませんでした。
そんなサッチャーですが、実はTwitterをやっていません。理由は不明ですが
そういう部分も彼らしいというかミステリアスな部分を増幅させてくれるキーになっていて
私は好きですね。日本だと宮本裕向がTwitterをやっていないと週刊プロレスのコラムで読みましたが、
やはりこういう時代だからこそセンシティブなものにはそれ相応の向き合い方をしてもらいたいなと思います。
そんなわけで、今回は自分がティモシー・サッチャーを好きな理由について少しだけですが語らせてもらいました。
レスラーの数だけファンはいる、ということを我々は忘れてはならないと思うんですよ。
海外マットでは色々と悲しい出来事もありましたが、"推し"を見ていられる時間は限られています。
(丁度この記事を書いた土日にドラゴンゲートの吉野正人選手が引退しますね)
なので鉄は熱いうちに打て、もといレスラーは見たいときに見ろ。ということでnoteを締めさせていただきます。
おわり
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