Impact Wrestling Bound For Glory 2023 見所

古城ベニー

インパクト世界王座戦
アレックス・シェリー（c）vs.ジョシュ・アレキサンダー

Impact Wrestlingのヘッドライナーとして長年活躍してきたジョシュ。
そのジョシュが負傷し王座返上。それに伴い決定戦を制し新王者になった
スティーブ・マクリンから世界王座を獲得したのがシェリーだった。
2022年のEmergenceでは王者と挑戦者の立場が逆だったこのカード。
前回も想像以上の熱戦だったが、BFGという年間最大のPPVで
Impactが送り出せる最上級の組み合わせであることは間違いなく、
究極の大激戦が予想されるだろう。

昨年の同カードです。

インパクトノックアウト世界王座戦
トリニティ（c）vs.ミッキー・ジェームス

トリニティはWWE時代ナオミとして活動していたが、
ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーらの台頭によって王座戦線に絡むことは少なかった。
盟友サーシャ・バンクスとタッグ王座を獲得したものの、待遇への不満から退団。
新天地に選んだのがImpactだった。高い身体能力とWWEで培った表現力を武器に、
瞬く間に世界王座を獲得する。そんなトリニティがBFGで迎え撃つのはミッキー。
奇しくもWWE、TNAを知るリビングレジェンドという点で
トリニティとも共通項のあるミッキーとしては、再び栄冠を取りに行くこと請け合いだ。
Impact HOFのゲイル・キムが率いる、北米きっての高水準である女性部門の頂を掴むのはどちらか？

インパクトXディビジョン王座戦
クリス・セイビン（c）vs.KENTA

丸藤正道、金丸義信らと共にNOAHジュニアというものを一つのブランドに押し上げた
ジュニアの先駆者KENTAがBFGでXディビジョン王座に挑戦。
その相手がXの象徴・セイビンというなんともエモーショナルなカード。
セイビンはZERO1や新日本で活躍していたが、KENTAとはシングルで正真正銘の初対決という点も非常に興味深い。
二人の想像力、創造性が何を産み出すのか。この一戦が時代の転換点になりうるのか。
大注目だ。

ウィル・オスプレイvs.マイク・ベイリー

元々は3月の新日本合同興行「Multiverse United」において予定されていたカード。
結果的にオスプレイの負傷により流れてしまったが、
彼らの歴史を紐解くうえで欠かすことのできないマッチアップである。
近年の対戦ではオスプレイに分があるが、共に世界最高峰の実力と実績を持つだけに、
どう転ぶかわからない一戦だ。

インパクト世界タッグ王座戦
ラスカルズ（トレイ・ミゲル＆ザッカリー・ウェンツ）（c）vs.ABC（エース・オースティン＆クリス・ベイ）

タッグ結成以降破竹の勢いで存在感を増しているABC。
MCMGとの抗争を経て今やImpactのタッグチームといえばこの二人、といっても
言い過ぎではないステージへ到達したのは誰の目にも明らかだろう。
そんな快進撃にストップをかけたのがラスカルズ。
WWE解雇以降インディーで活動していたウェンツが古巣Impactに復帰。
ミゲルとの連携力は錆びついておらず、彼らもまた
Impactの歴史に残るタッグチームであることは疑う余地なし。
BFGでのタッグ王座戦といえば伝説のモーターシティ・マシンガンズvs.ジェネレーション・ミーが有名だが、
それに比類する内容と衝撃を全世界に発信できるか。見逃せない一戦になりそうだ。

BFGといえば…な名勝負。GenMe（ヤング・バックス）が若い！

他にもPCOvs.ライノvs.スティーブ・マクリンvs.ムースのモンスターズ・ボール戦や
キラー・ケリー＆マーシャ・スラモヴィッチvs.ディオナ・パラッツォ＆ターシャ・スティールズのタッグ王座戦が行われる。

今PPVは様々なプラットフォームで購入することができますが、
ポピュラーなFITEのリンクを置いておきます。

日本時間10月22日午前9時からです。
皆で盛り上がりましょう！

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