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マンチェスター・シティの公開練習に行ってきた話Part①|2023.7.22|Fbase マガジン#76

朝7時からバス運転。
そこから90分の試合。
90分の審判。
そこからまたバス運転を乗り越えて。
たどり着いた国立競技場。

目的は欧州王者マンチェスター・シティの公開練習を見る事。疲れた身体も国立に到着する頃には楽しみで吹っ飛んでいました。

練習は18:00から。
開場は17:00から。
最寄駅の千駄ヶ谷駅に到着出来たのは16:00すぎ。少し時間があると思って国立競技場をぐるっと。

翌日のマリノスとの試合の準備も至る所に拝見することができました。

そして入場口のHゲートに到着すると、もう既にそこには長い太い行列が。余裕を持ったつもりですが甘かった。幸いにも17:00の開場から30分ほどで入れたので、割と真ん中のいい席をゲットすることができました。

そして18:00になると選手たちが続々とピッチイン。その度に湧き上がる歓声。練習公開には3,900人の観客が集まったようです。メインスタンドの一階は確かに人でびっしりでした!

1番最初にピッチインしたのはGKのカーソン。多分結構な人は気付いていなかったと思います!笑
そこから私一推しのオルテガとエデルソンも登場。

GK3人が揃うと奥の方へ行って早めにトレーニング開始。あぁやっぱりこの3人本当に関係性がいいんだなと、なんとなく伝わるものがありました。

そしてそこからフィールドプレイヤーがピッチイン。デ・ブライネ、フォーデン、グリーリッシュが入ってきた時の歓声は凄かったですね。そんな彼らを差し置いて、1番の歓声が上がったのはやっぱりハーランドでした。

あ!ペップが入ってきた時も歓声大きかった。私は1番ここで心躍りました!

そしてピッチインした選手たちが何気なく始めるパス交換。リフティング。1番びっくりしたのはやっぱり選手のサイズ感。みんなゴツい。それで上手くて速いんだからそりゃあんなフットボール見せますよね!と一人心の中でぼやいていた思います。

センターサークルで身体をほぐすと、サーキット形式のボールを使わないアップ開始。

そしてそこからボールトレーニングへ。まずは5×2のボール回し。ボールを回す選手は全員外。中には入らないルール。タッチ制限は2タッチかとにかく少なくという感じ。狭いスペースで涼しい顔して回す大きな男たち。パススピード、逆をとるアクションはもちろん、浮き玉の使い方、浮き玉の処理が1番衝撃的でした。

このトレーニングでは次の3グループに分かれました。コーチの振り分けか、選手が勝手に分かれたのは分かりませんが、その顔ぶれを観察するのは面白かったです。

【ここが1番意識高そうなボール回しでした!ルベンさんいるからね!笑】
ルベン・ディアス、ハーランド、セルヒオ・ゴメス、リコ・ルイス、アルバレス、ボブ君

【スペイン、ポルトガル、若手、新入】
ラポルテ、コバチッチ、パーマー、カンセロ、ロドリ、ベルナルド、マカティ

【1番楽しくふざけてた雰囲気!笑】
イングランド代表5名(ウォーカー、ストーンズ、フィリップス、グリーリッシュ、フォーデン)+アケ、アカンジ

こんな感じの組み合わせでした。そこから色んな関係性や人間性を連想するのは楽しかったです。笑

イングランド代表5名は終始ふざけてました!笑
特にストーンズ!笑

そしてそれが終わるとフルピッチから縦の長さを30mほど縮めた紅白戦開始。ビブスを着る選手たち。そんな光景だけでもレア。振り分けられた選手たちを見てもどちらがスタメンかも分からない。もはやどちっちが出てもいいし、どっちが出ても強すぎるメンツとクオリティを紅白戦で見せてくれました。

そしてこのセッションからペップさんの登場。ピッチに入って身振り手振り選手に指導。何を言っているのかは当然聞こえないが、熱量は伝わった。ペップが指導する姿を生で見れただけで本当に胸熱でした。

ビルドアップを開始するチーム、プレッシングをするチームに分かれて、GKからボールがスタートされる紅白戦?11vs11のトレーニングはペップの狙い、思惑が詰まりまくっていた印象。そちらの話はまたどこかでしようと思います。

そしてそれで終わりと思いきや、次のトレーニングセッションの始まり。この話もまたどこかで!このトレーニングが個人的には本当に勉強になったし、ペップ・シティが実践する[3-2]ビルドアップ。ペップが大切にする要素が垣間見えた気がしました。

そして予定時間1時間をややすぎたくらいに、マンチェスター・シティのトレーニングは終了しました。思った以上にガッツリとしたトレーニングを見せてくれと本当に勉強になったし、感動的でした。

試合は終わりです!というアナウンスが入ると私は足早に国立を後にしました。その後は選手がファンサをする時間もあったり?なっかったり?したみたいですが、私はペップ・シティの練習が見れただけでも本当にお腹いっぱい。

試合よりも、高い値段払って練習見させて欲しいと強く強く思いながら、駅が混む前に『それではまた明日!』と国立にお別れを行って帰りの電車に乗り込みました。

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