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27年間作り続けたトマトときゅうりから一転いちご農家へ!今では南伊豆の師匠に?! ー 静岡県賀茂郡南伊豆町のまち自慢

人口約7000人、伊豆半島最南端の町、静岡県南伊豆町。
伊豆といえば熱海などのイメージが強いですが、更に南へ2時間行った先に南伊豆町はあります。
沖縄と変わらない海水純度と言われる”ヒリゾ浜”や日本の渚百選になっている”弓ヶ浜”など、手付かずの自然が残る伊豆らしい景観をのんびりと楽しめるのが魅力の町です。

今回はそんな南伊豆町でいちご農家を営む鈴木いちご農園へ!
家族3人で営むいちご農家の始まりとは?南伊豆町のいちご農家の師匠と呼ばれるわけは?鈴木 盛行さんと息子の鈴木 智宏さんにお話を聞いてきました。




鈴木いちご農園の始まりは?

お父さんは20歳から鈴木いちご農園をスタート。今では4.7haの施設面積を持つ、今年で50年目の大農家に。
最初はいちごではなく、研修先でトマトときゅうりの栽培方法を1年間学び、そこから南伊豆町に戻り、27年間ミニトマトときゅうりを作り続け、その後徐々にいちご農家へ。通年でミニトマトの栽培も行っています!


息子さんが手伝い始めたきっかけとは?

最初は別の仕事をしていたが、怪我を機にリハビリがてら南伊豆町に戻り、手伝いをし始めた。
作業を手伝う中で、消費者の方からいただいた「美味しかった」という声が嬉しく、その出来事をきっかけに本格的に参入し始めたそうです。


いちごについて特にどんなところにこだわっていますか?

いちごを栽培し始めた頃、「いちごに味がない」と言われたことに、ショックを受け、そこから農薬に頼りきらず、いちごの健康状態を維持する為、土壌生成や病害虫の発生しにくい栽培環境にこだわり、その環境下で様々な栽培方法を試して、旨味の凝縮した“味の乗った美味しいいちご”が収穫できるように育てているとのこと。


鈴木いちご農園はなぜ、いちご農家の師匠と呼ばれているのか

行政と連携し、1年間の研修先として新たに農業を始めたい方を受け入れており、南伊豆町内のほとんどのいちご農家さんは鈴木いちご農園で研修をしてからいちご農家になるとのこと。研修期間中に収穫までにおける一連の指導を行い、それぞれ独り立ちしていくそうです。


最後に息子さんからお父さんへ一言お願いします!

自分にはない先見の明があるところが父のすごいところだと思うとのこと。
このお話をお父さんは照れながら、横で聞いてました。

南伊豆町のふるさと納税にも出品している鈴木いちご農園のいちごは、地元の人からはもちろん、多くの方に絶賛されています!
今年の収穫に向けて、鈴木いちご農園では日々作業をしています。
ぜひ、鈴木いちご農園のこだわりのいちごをより多くの人に食べてもらえたらと思います。


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