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夫婦で美祢市に移住しカフェ開業!モットーは無理をせず、だけどやる時は本気で ー 山口県美祢市のまち自慢

山口県美祢市で、公設塾minetoの運営に携わっている正木です。
今回は、ほっと一息落ち着ける空間と人の繋がりを届けてくれるご夫妻2人で経営されているカフェを紹介します。

取材したのは、美祢市の観光名所”秋吉台”から車で15分の場所にある「Cafe Brass」の上村たけるさん・みきさん夫妻です。
上村夫妻は山口市から美祢市に移住し、カフェを開業しました。


ー美祢市でお店を始められたきっかけは何ですか?

たけるさん:
美祢市に住む前は、山口県山口市の阿東地区で、彼女(みきさん)は地域おこし協力隊として、僕は造園屋に勤めていました。
彼女の地域おこし協力隊の3年任期が切れるタイミングで、2人で生きていくためにどんな生活が良いのか、暮らしのデザインをし直すことにしましょうと。
たまたま知り合いから、美祢市のことを教えてもらい、「若い人が集まるカフェがあるから行きませんか?」と誘われたのが、山口県でも有名な観光地である秋吉台近くに位置するゲストハウスCOCONEELでした。引っ越す前から、仲良くしてくれそうな人たちがいることが心強くて、美祢市に移住を決めました。

お店自体は、ゲストハウスか小さなカフェをいつかやりたいねと遠い未来として考えていたんです。でも、人の繋がりで、閉店したパン屋さんの店舗と機材を譲り受けることが決まりました。その後、僕の宮崎の実家でもある喫茶店での修行を行い、急ピッチでカフェを開くことが決まっていきました。


ー色々な出会いが重なって、美祢でお店を開くに至ったのですね!
Cafe Brassで出されているパスタやスコーンは、どれも季節の食材が使われていることが印象的でした!こだわりはありますか?

みきさん:
無理をせず、その時一番美味しい旬の食材を使うようにしています。甘夏をたくさんもらったから、ジャムにして甘夏スコーンを出すとか。正月に黒豆をいっぱい煮たから、黒豆のスコーンを出すとか。正月感を出さなきゃと頑張って、黒豆スコーンを作るのではなくて、自分たちも正月に黒豆を食べるからちょっと多めに煮ようかなという感じです。無理をしていないから、結果的に旬に沿っているように見えるのかなと思います。あとは、彩りにも気をつけています。


ー最後にお二人が大切にされていることをお聞きしたいです!

たけるさん:
生活コンセプトとしては、無理をしないこと。収入の全てをカフェにかけないことの2つです。商売を始めるにあたって、全てをカフェにかけてしまうとカフェがうまく行かなくなった時に、自分たちも立ち行かなくなってしまうわけです。
僕たちは、経営を行うのも初めてで、客観的に判断した時に、2人で回せるくらいで無理なくやりたいねとなりました。それで僕は、平日市役所や造園屋での勤務を、彼女はデザインの仕事やお店の仕入れや仕込みをしています。

みきさん:
本気でやることも大切にしています。
Cafe Brassで行うイベントも、講師よりも熱が入ってしまうこともあります笑。
「デザインを作成したので、後は文章を入れるだけです!」と八割方完成したチラシを見せに行ったりとか。やるからには本気でやりたいと思っています。

イベントの様子


Cafe Brassはゆったりとした空間で、旬の食材をふんだんに使った料理をいただくことができます。また、新たな出会いが生まれるイベントも盛りだくさんです。
何より魅力的なご夫妻が営んでおり、おしゃべりがとても楽しいです!
Cafe Brassのことをより詳しく知りたい方は以下のインスタグラムからご覧ください!


Cafe Brass 公式インスタグラム


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