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DAHON VISC EVOのシートポストを交換する

カスタムパーツをAliexpressで調達する

 自転車カスタムのパーツについて、よく「中華パーツ」という表現が登場する。中華パーツという時に、どのようなニュアンスで使うのかは人それぞれだが、一般的には中国資本のメーカーに対してというだけでなく、そのパーツが

  • 安かろう・・・欧米のパーツメーカーと比較して、安価で手に入る

  • 悪かろう・・・耐久性、部品の製作精度などなど

  • どこかで見たことがあろう・・・高級パーツメーカーの商品に大いにインスパイヤ(?)を受けているような代物が多い

  • どこでも見たことがなかろう・・・え、こんな商品あるの!?っていう商品企画のフットワークのよさ

というニュアンスで使われている、と各種インタネットでの使われ方と思われる。ただ、これに付け加えるべきなのは

  • 入手性がよかろう

かと思われる。ただこれはメーカーの努力だけで成立しているものではない。高い入手性を支えているのは、Aliexpressだと感じている。Aliexpressについては今更説明は不要だろう。私がタイにいた時も、自転車パーツの入手ではAliexpressやその子会社であるLAZADAがフルに活躍していた。無論物流がしっかりした国でないと成立しないので、ラストワンマイルを担う人たちには感謝感激である。
 もちろん、現物を見ないで買うリスクというのも大きな課題である。そこまで含めて、中華パーツを理解して買う必要があるし、私自身もそのつもりで購入をしている。また、中国メーカーもいずれ弱電の分野のようにビッグネームが出るとも思われるので、その時は中華パーツという言葉の意味もまた変わっているとは思う。

シートポストを交換する

開封と確認

梱包状態(外装のフィルムを取った後)

 ということで、Aliexpressにて注文したシートポストから。なんでシートポストを交換するに至ったか、Aliexpressでの注文、などの詳細は省きますが、軽量化をなんとなく考えているところに、LITEPROの安価な価格を見たので、というところである。

LITEPROシートポスト 開封後の姿

購入した代物はこちら。まあVISC EVO カスタムブログを見て決めましたね・・・

シートポスト内径
計測結果

こちらが新しいシートポスト一方で標準のポストは

シートポスト交換前
肉厚なシートポスト断面
やはり厚い

そこそこの厚さ。重量はあるが、一方でこれは設計段階での強度確保として必要な判断で出した値だ。薄くなるということは、材質がアップグレードしないと強度面のリスクが、設計値よりも悪化するということになる。そこはちゃんと考えないとね、である。当たり前か。

組付ける

 シートポストを交換するので、シート関連ポジション関連の各種セットアップはやり直しになる。そらそうよではあるが。

目盛りにマーキング

 シートを外す前に、目盛りをマーキング、といっても締結部にマークしても意味ないので、中央付近の目星だけつけておく。再セットアップにどの程度効果あるのかわからないけどね。

櫓を借り組する

 シートポストの締結、勝手に櫓と呼んでいるが、微妙なバランスで締結していく必要がある。まずは仮組し、シートレールー前後のボルトで引っ張りながら角度も調整していく。これ毎回苦労するけど、楽にこなす方法とか知りたいですね。。。

2つの工具で調整していく

 別に2つのレンチを使う必要はないのですが、無駄に工具があるので締結用と緩め用を併用して進めております。まあここら辺は作業方法の好みなので、人それぞれなやり方で、、、

調整する

毎度おなじみアイフョンの水平器

 本当は水平器をちゃんと買ったほうがいいですが、画面で角度がわかるのでアイフョンで手抜きしております。アイフョンだと、どこに置くのかでかなり変わりますからね、、、でもまあ私は割り切って使っているので、これでいいかねって。

調整も終わったので、シートバッグを付け直す

ということで交換完了

おわりに

 自転車のカスタムは、費用対効果が強烈に感じられるものもありますが、正直微妙。。。って代物も多数あります。それを含めて楽しむのが自転車とも思いますので。ちなみに今後もDAHON VISC EVOはカスタムが控えております。

中古で買ったクランク

次はクランクをTiagraに・・・。


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