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40歳、太平洋フェリーに乗る!

旅に行ってきました。
太平洋フェリーに乗って。

さらりと書いたけど、
旅好きのわりに、三半規管弱め&恐怖心強めな私。
今回の旅が決まってからというもの、そわそわソワソワ。。

ちょっと前に、<都市ー島>間を高速フェリーで1時間ほどで行くようなのをしたときになかなか揺れて、
楽しかった思い出と「あーお船は怖い。。」という恐怖心をお土産に帰ってきたのだった。
今回のフェリーは仙台から名古屋まで、なんとその20倍の20時間乗船!
大きな船はあまり揺れないと頭ではわかっていても、
20時間=ほぼ丸一日、陸上につかずに生活することに対してどうももやっとする。(揺れに耐えられるか、飽きずに過ごせるか等)
ネットでたくさんの情報を漁りまくる日々!
わからないものは調べてなんぼ!
いろんな方のブログや動画が、とてもとてもありがたかった!

結論から言うと、すごく楽しかった!
だからまた乗りたい!(単純)
ので、次回乗る時の自分自身の備忘録として、
私みたいに、フェリーで丸一日なんて過ごせんの?という方のためのお役立ち情報として、(そんな需要はあるものかしら)
乗船体験を記していきたいと思います!はい。

あ、今回乗ったのは仙台→名古屋の「きそ」号で、部屋タイプはS寝台でした。


①スマホの電波はどんな感じ?

20時間も乗るからには、スマホの電波つながるの?は今や万人の疑問のはず。(と言いつつも、私自身は乗船手続き終わって乗船前のフェリーターミナルでふと思いをはせる)
あらかじめ、予約時とかに有料のWi-Fiに申し込むこともできたということをその場で知るのだが、
ま、いいやと申し込みせずに乗船しました。
(あいにく、有料Wi-Fiサービスは2024年5月30日で終了するとのこと)
楽天モバイルユーザーの私は、終始電波弱め。
ahamoユーザーの同行者は「体感として8割くらい」は繋がってたそう。
なので、私は必要なときにはテザリングしてもらっていました。
あとは、寝室では電波なくても、
エントランスホールやラウンジに出てくると、結構繋がってました。

②空調はどんな感じ?

今回乗船したのは、4月の終わり。
外は25度ほどあり、乗船前は汗ばむくらい。
そのせいか、船内はなかなか涼しめの冷房が常時効いてました。
寒がりさんや冷え性さんは、羽織ものはあったほうが良いです!
特に寝るときは寒く感じたので、私はロンT+登山用のシャカシャカした感じのアウターを着て寝ました。
夏や冬のど真ん中はどんな感じなんだろうな。

③寝るときの音や光や揺れは気になる?

これも旅好きなわりに、自分で厄介だなと思うんだけど、
割と寝る場所の環境が、睡眠の質に影響を受けやすい私です(照)
そんなやや神経質気味の私目線で、寝るときの音や光や揺れについての感想をば。

まずは音。睡眠の妨げになるようなものはなかったです。
全く気にならなかった。
船の音はもちろんのこと、人の音も(話し声や動作音など)
耳栓持参したけど、使わなかったくらい。
ちなみに。
今回たまたまラッキーだったのかな、
S寝台は4つのベッドが一つのブロックになってるんだけど、
2つのベッドを同行者と私が使い、残りの2つには誰も来なかったです。
他のブロックも、パッと見た感じだとほぼそんな感じで、
別のグループ同士が同じブロックに混ざるということが極力ないようにしてくれているように感じました。
きっともっと混んでる日はそんなわけにはいかないんだろうけど、
少なくとも我々が乗船したのもド平日とかではなく、GWの合間でした。
あとは、おひとり様同士とかは同じブロックになる可能性はあるけど、
他のグループの話し声がすぐ近くで聞こえるというリスクはおそらく少ないですよね。

ラブリーベッドスペース!

次に光について。
我々が泊まったS寝台は消灯しないので、夜じゅう全体の明かりがしっかりとついていました。
上の写真のようにそれぞれのベッドにロールカーテンがついているので、
それを下ろすことになるのですが、
完全に真っ暗という感じではないので、真っ暗派の人はアイマスクがあったらよく眠れるかも。

揺れ

最後は揺れ。
乗船前に誰かから聞いた「ずっと震度1くらいの揺れ」というのが、
まさに言い得て妙だなと終始感じながら過ごしました。
あとは、同じように揺れがあるものと比較して考えると、夜行バスよりも私的にはよっぽど快適だなと。
(あくまでも個人の感想です)
完全にフラットで寝られるし、ドカンと不規則な揺れがあるわけじゃないし、音も前述のとおり静かだし。
むしろこの程よい揺れが心地よくて、眠りを誘うと言ってもよいくらい。
言いすぎかな、でもほんとにそう感じました。

一点だけ、、

贅沢を言わせてもらえるとするなら、、シーツのことかな。
敷布団はシーツをつけてくれてるんだけど、
掛布団はうすめの羽毛布団のようなものをシーツなしでそのまま掛けることになります。
あいにく潔癖気味の私は、掛けることができないまま朝を迎えました(笑)
ちなみに同行者は、「匂いもないし、気にならなかった」とのこと。
しっかり掛けて、ぐっすり寝ていましたZzz
贅沢者の難癖でした。すみません。

他に感じたこと

何はともあれ。
S寝台は各自1台ずつTVもついているし、
シアタールームに行けば映画の上映やコンサートの開催もあるので、
最初に危惧していた「20時間も船上で果たして過ごせるのかしら」という不安は、完全に杞憂に終わりました。
明るい時間はシンプルに外の風景を眺めているだけで、楽しいのなんのって。
何枚撮るねん!というくらい同じような水面(みなも)写真が、
カメラフォルダに無事格納されました♡

窓は額縁♡

船内レストラン「TAHITI」では、バイキング形式の食事ができます。
我々は乗船後すぐに、ランチとして利用。
想像していたよりも全然本格的(失礼)で、どれもおいしかった!
カレー食べ比べができたり、ナンが食べられたり、ターメリックライスが食べられたり。
カレー関連ばっかり書いてますが、他のもよくて、
何気に一番気に入っておかわりまでしちゃったのが、
白玉入りフルーツポンチ!

もちもちの白玉に癒され、給食で食べたような懐かしさも相まって

あと、完全に想像の域を超えないことを言いますが。
船に乗ってるだけなのに、わりと頻繁に空腹感がありました。
なんでかなぁと妄想してみたところ、
「小刻みに常時揺れているこの感じ、何かに似ているぞ…!」
→「あ!昔友人宅で立たせてもらったア〇トロニックだ!
ということは、船に乗っているだけで常に腹筋が、
というか全身の体幹が鍛えられているのかも!!!
そう思ってみると、心なしか下腹部に筋肉痛のようなものが、、
(完全に思い込みの領域)」
となりました。
常に軽い運動をしている状況だからおなかが空くのでは、と。
同行者にどや顔で話したら、一蹴されましたが。ふふ。

懐かしのゲーム機でテトリスもやったよ!
3位だったからあわててランキング撮ろうとしたら、消されてた。ガーン!

てなわけで、長々とお付き合いくださり、ありがとうございました!!
また何か思い出して書くかも。

今度は北海道行くときに乗ってみたいなぁなんて、夢を抱いてみる。

またよろしくね!











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