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《全文無料》あなたが有線ヘッドホンを使うべき理由 ~至高の流儀~

AirPods Pro をはじめとした素晴らしい無線イヤホンが世界を席巻して数年。

何も考えずに、完全ワイヤレス、そしてノイズキャンセリングを、阿呆のように身に着けていていいのだろうか。

新しいガジェットは俺も大好きだ。実際にワイヤレスの使い手だった時期もある。新しいテクノロジーは良きものだと思っている。けれど、偉大なるジョブズほどでなくとも、デバイスの美学は俺にもある。

結論から言おう。

ワイヤレスイヤホンも、ノイズキャンセリングも必要ない。

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ケーブルが取り外せる有線ヘッドホン。それこそが俺の答えだ。

「有線」の魅力

そもそも無線にする必要がない

まずそもそも、有線が使いにくいと感じる状況で音楽を聴くべきではない。

たとえば外でランニングしているとき。必要ない。音楽がないからこそ、外の空気や風が気持ちいいからだ。
たとえばプールやお風呂といった水の中。必要ない。理由は上に同じ。

ワイヤレスイヤホンはこういった、今まで音楽を聴けなかったシチュエーションにも対応したことを謳い文句にする。しかしその状況は、本当に音楽が必要なのだろうか。

俺にはどうにも「したい」から「できる」ようにしたのではなく、「できる」ようになったから「する」ようになったのではないかと思う。目的と手段を完全にはき違えているのだ。
いくら可能だからといって、必要のないことを無理にする必要はない。

そして俺は思う。運動や入浴、そして人とやり取りする可能性がある状況では、ヘッドホンやイヤホンなどつけずに潔く耳を開けていればいい。

だから、ケーブルが邪魔にならないワイヤレスが、そこまで便利と感じることはない。

ケーブルがポケットまで垂れているのが怖いと感じるようなシチュエーションでは、そもそも音楽を聴くことや通話をすること自体がナンセンスだ。だから、そういう動機でワイヤレスにする意味はない。
自動車や電車での移動中や、外出先で落ち着ける場所、そして自宅。音楽を楽しむべきはこういう場所なのだ。

有線のルックス

そしてファッションという意味でもワイヤレスイヤホンはクールでない点を抱えている。

有線のヘッドホンやイヤホンであれば、誰が見ても「なにか聴いているな」とわかる。

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しかしワイヤレスイヤホンはどうか。本人が音楽などに浸っていても、他の人は、すぐにそうとわからない可能性がある。イヤホンで音楽を聴いているとは夢にも思わずに声をかけてくれても、それに気付かない可能性がある。
ノイズキャンセルなんてしていればなおさらだ。そして声をかけた側は無視されたと勘違いしてしまうかもしれない。

これはそこまで大きな問題ではないかもしれない。最近はワイヤレスイヤホンの存在もありふれているから、ほとんどの場合で気付くだろうし、もし気付かなくても、これくらいのすれ違いならすぐに誤解をとけるだろう。

それでも、音楽を聴いているときに「音楽を聴いている」というのが見た目ですぐにわかるというのはスマートだと思うのだ。有線のイヤホン・ヘッドホンは理に適っている。

充電したくない

ワイヤレスのヘッドホン・イヤホンには、充電の必要性という見逃せない欠点がある。

携帯端末やPCを充電するのはわかる。あれらはコンピュータであり、インターネットから情報を得たり、保存しているデータを操作したりと、情報を「処理」している。

しかしヘッドホンやイヤホンはあくまで、それらが処理したデータを「再生」するためのものだ。

スマートフォンやラップトップは「デバイス」だが、イヤホンやヘッドホンは「インターフェース」に過ぎない。どちらかと言えば、スマホやノートパソコンの本体というより、積まれているディスプレイやスピーカーと同じ立ち位置なのだ。

さて。ディスプレイやスピーカーにも充電ケーブルを別に挿して充電をしなければ、映像も音も流れないPCやスマホが欲しいだろうか。誰もがNoと答えるだろう。しかしワイヤレス勢がしているのはそういうことだ。

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そこでここに有線のヘッドホンがある。なんと充電がいらない。ペアリングもいらない。ぶっ刺せばどんな音も聞ける。なんてスマートなんだ。

まあ最近のスマホは3.5mmジャック積んでないらしいが。
俺は別に問題ない。
映像はPCで観るし、音楽はウォークマンで聴くし。
正直スマホにヘッドホン繋ぐことがない。無問題。

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「有線」の魅力まとめ

・そもそもワイヤレスじゃなきゃ厳しいとき(運動・入浴・etc……)は音楽聴くな!

・見た目にも装着してるか、してないか、すぐわかる

・充電いらない(超大事!!!)

・ペアリングいらん。ぶっ刺せばなんでもすぐ聞ける!(穴さえあれば)

「ヘッドホン」の魅力

耳垢だらけにならない

ほんとに大事。

まあ俺も他の人の耳しらんし、イヤホンを耳にぶっ刺してもそこまで汚くならない人もいるのかもしれない。
別に俺も飛びぬけて自分の耳が汚いとは思っていないが、それでもイヤホンはイヤだ。

どれだけ耳が綺麗な人でも、ずっと使えば汚れは積み重なっていく。

でもヘッドホンは違う。ヘッドホンは耳の上から音を鳴らしてくれる。下品に耳の穴にぶっ刺すなんていう汚いことはしないのだ。

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もちろん人の皮膚だから、汗や油脂は多少つく。
ただ汚れのレベルが違う。
日々耳の中に押し込んでぶっ刺して、耳の奥の汚れを蓄積させていくイヤホンに対して、ヘッドホンは比較的何も考えずに使い続けられる。

充電したくないのもそうだが、ある意味「雑に使える」のが俺は良いのだ。(もちろん物を粗雑に扱うというわけではない。ライフスタイルの話。)

首掛けのカッコよさ

この魅力は人によっては刺さらないかもしれない。
使わないときヘッドホンをかばんにしまう人は読み飛ばしてくれ。

ヘッドホン持っていかないときもあるが、持っていくときは首に掛けていくのが俺のスタイルだ。

カッコいいでしょ?

しかも俺の愛機SR50はケーブルが着脱式。首にかけてるときケーブルはウォークマンと共にポケットにしまっとけばいいのだ。
着脱式ケーブルだと、使ってないときはポケットに突っ込むというイヤホンのいいところが使える。本体は首にかけとけばいい。嫌ならかばんに入れといてくれ。

「ヘッドホン」の魅力まとめ

・イヤホンみたいに耳垢ですげえ汚れるということがない

・首にかけとける

・着脱式ケーブルなら、「ケーブルストレスなしで首に掛けとく→使うときにウォークマンとケーブルだけポケットから出して接続」のコンボが可能(これが俺のスタイル)

結論は「ケーブル脱着式の有線ヘッドホン」だ!

最後に俺の愛機。

決しててらうことなく、間違いのないモノづくりを続ける、我らが信頼の日本メーカー「オーディオテクニカ」のポータブルヘッドホン、ATH-SR50。

脱着式ケーブル、親しみやすくも高級感のある質感、シンプルでクールなデザイン、間違いのない音質、耳部分の水平おりたたみ、etc……。

決して奇抜な特徴で売り出しているわけではない。ただただ細部の使いやすさと、モノとしての作りの良さ。安心のオーディオテクニカ製。

リーズナブルさを求めた安物ではなく、かといって必要以上のスペックを積んだ高級機でもない。

性能と作りの良さと信頼と価格。何も妥協なく、何も無駄なものがない。

マジで良くも悪くも不満がひとつもない。けど俺にはそれがフィットする。

ここまで読んでくれた君はもう、有線ヘッドホンを買おうと思っている。

迷ったら俺と同じにしとけ。SR50は誰にでも寄り添ってくれる。

じゃあな!

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