花と皿を生かす
February 23, 2019
朝、犬の散歩のとき、梅林のところで梅を切るひとがあって、地面に束になって落ちている枝を眺めていたら、柵のところに挿してある枝をみつけた。
目があったので、「これ、いただいてもいいですか?」と聞くと、こころよく、譲ってくださったので、持って歩く。嬉しいなぁ。早起きでなかったけれど、三文の徳だ。
梅は放っておくと、ぐんぐん伸びるので、堅い枝がからまりあって、大変なことになってしまうと聞いたことがある。それで葉が出る前に一度剪定するのだと思うが、花の蕾をたくさんつけた枝も落ちてしまうので、大きな甕でもあったらひと抱え、もらって帰るところだ。
白梅のひと枝は、千段巻という大皿に水を張って生けた。そういえばこの皿も、友人が古いものを処分するというので譲り受けたのだった。皿も花も生きて嬉しい。白梅はよく水をすって、花をほころばせた。
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