#004 私のアイデンティティと共に歩く病たち
大人になって8年目
たまには真面目な話がしてみたいと思います。
どうせ誰も見ていないから気楽です。
私の小さい頃の話をしてみたいと思います。
私はとある家庭の長女(第一子)として生まれました。肌寒い晴れの早朝に。
親はお見合い結婚で、当初は祖父が亡くなったばかり。25歳で私を産んだ母は心の拠り所もあまりなかったのかなぁ、と今は思います。
弟が生まれ、私は姉になりました
その頃になると今でも記憶に残るのは罵声と蹴り転がされる視界に映ったもの、滑り台でかくれんぼをしミニウインナーとホットケーキミックスででミニアメリカンドッグを作ったこと。
あったかい記憶とひんやりとした記憶が入り混じるんです。
自我が芽生えた以降(小学生以降、と思ってください)
父の意に反すれば年単位で無視をされ、ささいな失敗や欠点を酷評されました。お正月や誕生日が涙に濡れたことも少なくありません。
そんなこともあり、アダルトチルドレンが1人この世に産声を上げました。いつまでも親のことを、と思う方もいらっしゃるかと思います。
心にバリケードが張れない子供を傷つけるのは紙を破くのと同じで元には戻らない、ということですね。私はいつか親になるのが怖いなぁと感じる程度には残っていますからね。
そういった経緯と元々の心の弱さから
私はリストカットが大好きでした、今でも消えない傷跡がすごく恥ずかしいんです。
初めての一歩を踏み出そうとしている方、5年後も生きてる可能性が少しでもあるならおすすめはしません。
傷を消すには痛みも高額な治療も伴いますからね。
人格形成されるまでの間は愛情って不可欠だなぁと常日頃感じます。
私の育った環境はすごく閉鎖的で治安もそこまで良くありません。
成長も早く物事の理解が早かった割に人との距離が読めずいじめられっ子。
友達を作るのに苦労しました。
なんとなく相手の感情に敏感だったり
愛されている自信がなかったり
そんな大人にはなりたくなかったし
反対側の人を見ると少し劣等感を感じる恐竜です
そうしたバックボーンから、
強者になるためにはどうしたらよいか短略的に考え
身なりを武装し(とりあえず高級なものを身につけること)、お金を匂わせ(稼いでるアピールをすこと)
これが勝ちパターンだと思った私は心の貧しさと生活の豊かさのアンバランスに立つことになります。
気づくのに7年かかりましたが
私にとって最愛の人(最近一瞬別れた彼)と出会い内面的な豊かさや相手を許すことを学び心の安定を取り戻します。
不安障害やうつの傾向があることを大人になって初めて知り、希死念慮の理由がやっと精神疾患だと理解できてなぜかホッとしています。
人からは自信がありそうに見えている私が親しい人に弱さを見せられるようになりたいなぁと思う夏の夜です。
仕事に馴染めないことや、質問にすごく時間をかけてしまうこと、馴染めば泥のように働くさま。
退職した職場の子に言われた
「いつも戦ってるイメージでした」この言葉に少しだけ自分を理解してくれた人がいて
捨てたもんじゃない世の中だなぁ
そんなことを思う恐竜なのでした。
暗い内容ですが至って元気です。
死ぬこと以外かすり傷。
明日も良い日にしましょう😌
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