WEEKLY OCHIAIコミュニティをアップデートの回まとめ
コルク佐渡島さんとの『コミュニティをアップデート』回が抜群におもしろかったのでメモがてらまとめておきます。
『完全教祖マニュアル』に書いてある内容とも重なっていて、改めてコミュニティ=宗教的な側面はあるなぁと思いつつ、違うのはコミュニティは複数に属するものだけれど、宗教は一つの場合が多いこと。
以下要約
なぜ今コミュニティ?
音と光を届けるための限界費用がどんどん安くなり届けやすくなった。その結果、インタラクティブすらオンラインでやれるようになった。つまり、インフラが整って、コミュニティがおもしろくなった。
今は、終身雇用が限界で、これまでの会社のコミュニティが成り立たなくなってきている。自分からどこかのコミュニティを探して身を置く必要がある。ただし、ベンチャーの中には、制度や仕組み、遊びを取り入れ会社のコミュニティをもう一回成り立たせようとしている動きもあっておもしろい。
マッチングが雑な世界は不便。インターネットでマッチングが丁寧になったものの、知識のマッチングだけは雑なまま。そこを補うのがコミュニティ。
なぜ知識のマッチングは雑か。それは、知らないことを知らない状態なので丁寧にしようがないから。
オンラインサロンは塾3.0
塾1.0は私塾、塾2.0は学習塾、そして塾3.0にあたるのがオンラインサロン。大人が入る塾がオンラインサロン。日本の塾文化は世界でも珍しく、オンラインサロンは日本人に合ってる可能性が高い。
オンラインサロンに学校は勝てない
ひとことコメントほしいときとか。インタラクションがある強みがオンラインサロンにはある。学校だと先生待ちで行列できる。
人は近しい人たちと成長する。先生と生徒は距離がありすぎるし、生徒同士だと、横過ぎる。少し上のレベル、全然違うことやってる人が混ざってたほうがよい。
できると思うことしか人はやらない。できると思うきっかけがオンラインサロンにあったりする。
オンラインサロンは関係をフラットにしやすい。視点が違う人と会話して、フラットな関係を築ける。
議論する習慣を
これからの時代議論する習慣をつける必要あり。情報が飛んでくる状態に身を置いておくことが大事。議論振られたときに答えられるスキルは重要。
入場料 +サービス料 +コンテンツ料
大学の問題点 シンプルに値段が高い。入場料がバカ高い割に受けられるサービスがそれほどでない。特に3年〜4年になったらコンテンツ(講義)なんてほとんどない。
サロンは、入場料はゼロ、サービス料が月会費、コンテンツ料は自分たちで作るので無限(ゼロ)。サービス料だけ残る。複数に属すること考えると1万円が限界。
コンテンツは限りなく無料に近づく。コンテンツごとにさまざまなサービスを提供。ほとんどの人は無料でコンテンツを読むだけ、1割‐2割くらいはその先のサービスをほしがる。世界観が好きかどうかの入り口としてのコンテンツ。
コミュニティは複数に
コミュニティ一個に絞るとつらい 複数に生きるといい。自分の分人を意識してコミュニティを選ぶ。
コミュニティ運営側
儀式はコミュニティに大切。人が行動する言い訳を設計してあげる(誕生ケーキとかのイメージ)。
バーベキューと同じで、できることしましょうってのがコミュニティの基本。人は貢献したい生き物。これをやったら貢献だよってものを定義してあげる必要がある。
コミュニティには定期的な人の出入りが必要。終身雇用の会社は出入りが少なすぎる。リクルートがうまくいってるのは、やめる仕組みがうまくあるから。
宗教とコミュニティ
近代において、日本の会社がコミュニティになるにつれ創価学会の会員数伸びが衰えたってことがあった。
ブランドと宗教は紙一重。ブランドにはドグマがないけど、宗教にはある。
おわり
サポートありがとうございます! こんな俺にアリガトウ こんな俺なのにアリガトウ 謝りたいと感じている だから感謝というのだろう これを感謝というのだろう