アニメ「鬼滅の刃」の完結まで、今が続いて欲しい話。

書き始めたのは、鬼滅の刃柱稽古編最終話の放送直後です。
でも、記事が上がるのは7月1日の既に太陽が昇った時間と思われます。

皆さん…見ました?
最終話、あれ映画ですよね?
映画館でやるつもりだったけど、気が変わってテレビで無料で見せてくれたんですよね?笑
そうじゃないと、力の入れようとか芸術の領域の作画とかなんにも辻褄合わなく無いですか?
そのレベルの感動の中にいて、今も放心状態です。

途中で挟まれるUSJのCMの影響で、ラストの無限城に落ちていくシーンは「これがXRライドなのかぁ…」と思ってしまいました。


いやもう、私も興奮すると蜜璃ちゃんタイプの語彙力になってしまうのでどこから説明していいかわからないですね。

産屋敷邸爆破からのシーンは凄惨なことが起きている反面、あまりにもその作画の圧倒されるような素晴らしさに泣きながら鳥肌が立ちました。
あれって、色々最新技術は使っている部分もあるでしょうが作り手は私と同じ人間なのだということが全く信じられません。


私、鬼滅の刃まで久しくアニメって見なかったんですよ。
それこそ、子供の時に見たアニメの1番最後の記憶は『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の途中まで。
最近でも時々見るのは、アンパンマン・クレしん・ドラえもん・ちびまる子ちゃん・サザエさんといった家族全員が楽しんできた長寿アニメのみ。

そんな私には鬼滅の刃の作画の凄さは芸術的という他ありません。
なにあれ、なんであんなに奥行あるの?
実は3Dですか?


鬼滅自体にも正直、最初は波に乗るつもりはありませんでした。
ただ、どんどん世間で評価が上がっていってそのうち「なんだか分からないけど、とても面白いらしい」と。
そんなに言うなら、単行本の最終巻発売を待って一気読みと行くことにしました。


結果。
なんだこれ超おもしろい&泣けるじゃん。
漫画も愛読していた『でんぢゃらすじーさん』を最後に、ほとんど読まなくなっていた私には衝撃でした。
まさか、日本の漫画がこんなに面白いなんて。
少年バトル漫画自体、鬼滅の刃が初めてでした。
鬼滅の刃に私の価値観の何もかもが覆されたと思いました。

そのため、アニメも遊郭編まではリアタイしてませんでした。
序盤は何度か放送された、炭治郎立志編という総集編で見たのみ。
無限列車編も映画館では見ずにテレビで見ました。今考えたら痛恨の極み。


昨日、時間的には最終話が終わる頃には日付が変わっていましたが。
番組の最後に、無限城編が劇場版三部作になるとついに公式から発表がありました。
すなわち、この物語を見届けるには三作品あるということです。

楽しみな反面、少し怖くなりました。
何事もない現状がずっと続くとは限らないからです。
私は変わらない日常が突然終わることもあると、身をもって知っています。
私の場合は健康を失う経験をしました。

私は三部作を見終わるまでちゃんと生きているだろうか。
制作に関わる全ての皆さん、声優の皆さん。
誰1人欠けることなく駆け抜けられるだろうか。
そんな心配がよぎりました。


今だけは、今の落ち着いた状態が全員に続いて欲しいと思います。
どうか、作品が揺らいでしまうような事が起きないようにと切に願います。
どうか、鬼滅の刃を作りあげた人々。
そして私も含めて鬼滅の刃を楽しみにしている人々が、健やかなまま生きていられますように。

生きて、心が動いて泣いて笑って(この先もう笑うシーンあまりないけど)鬼舞辻無惨を倒す彼らの命を懸けた一夜を見届けたいです。

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