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2021/08/17 鋭い剣で刺されたようだ

ドミコのライブに行ってきた。

ドミコとは!
ギター・ボーカルとドラムの2人バンド。なんともいえないゆるい空気を保ちつつ、奏でる音楽は2人とは思えないほど深い。心地よいノイジーが新時代を感じる、そんなバンド。好き。

ライブ行き過ぎ?ー僕も思います。ただこのライブは絶対に行く、と固い意思で行った。

先月の16日にドミコのライブがあった。そのライブも行っていたのだが、1時間ぐらいでアンコールもなく終わった。

終わってすぐの印象は、まぁよかった!、だったのだが、基本ライブに行くと頭吹っ飛ばす人間なので、自己諸葛亮(あとから、そういやぁ〜‥とさも思っていたかのような言い方の事)だが、なんか、何だか、物足りないとも思っていた。

そのライブの後、ドミコは「今日のライブ気に入らなかったので、もう一回します」というツイートをしていた。僕はこんな事初めてで?が頭を巡った。半券を持っていれば追加料金なしで見れるそうで(ドミコ持ち)、ひさしぶりにロックだなぁ!と心が熱くなった。興奮した。

そんなこんなで今日、その復讐のようなライブがあった。
もう、、、全然違った

最初からビシビジと感じるボーカルの熱気とシャウト。ドラムも心なしか、音が心臓を捉えてくる。原曲を水で溶かして、新しい曲を創り出してると思ってしまうほど歌い方を変え、時に早く、時に止まり、客の熱に火を注いできた。ノイズぐちゃぐちゃの子供の絵のようで、それでいて、ひいてみると絵画のような、そんなライブだった。心が弾まないわけがない。

ライブが終わり、思い出しつつ書いているが、前回と今回で大きく違う点がわかった。それは、当人達が楽しそうだった事だ。

僕たち客は彼らの曲が好きなのもあるが、それと同等に彼らアーティストが好きなのであり、楽しんでいる姿が見たいのだと思った。全身でリズムを取りギターをギャリギャリと、ドラムとダンダダンと叩く姿が見たいからライブに行くんだし、なるたけ前の席で見たいんだ。 

ドミコはなんというか気だるい先輩みたいな感じで、のったりした空気の曲が多い。ただ今回は最初からフルスロットルで、決めるところは決める、そんな彼らの生き様を感じた。

こうなってくると、先月のライブはどうしたんだ、と思ってしまう。ライブにきた知識人によると、ループする所でミスっていたとかなんとか。だが、それだけではきっとないはずだ。そういえば登場が少し遅かったので、体調が悪いとかそう言う方を思ってしまう。そんな時は休んで欲しいのが一ファンとしての思いだ。

どのアーティストも万全の状態でライブができるわけではない。どこか、アーティストは特別で100%の物を見せてくれると勘違いしていたが、人である以上そんなことは絶対にない。改めてライブを大事にしたくなった。

これは僕が初めて行ったライブツアーの映像。ライブDVDを発売する、と言っていたのだが、発売目前で、身内でこそこそ見るような寒い動画じゃねぇといいYouTubeにアップした。思えばここから彼らのロックに射抜かれたのかもしれない。是非現場に来て、彼らの熱を聞いて欲しい。

カラオケ行こ! おわり




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