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2022/01/23 誕生日を祝ってくれる友達を作っているつもりだった

家族で寿司を食べにいった話。

今日も寒い廊下で書いてます。えぇ猫のため。猫を自分の部屋に入れるか寒いのを我慢するか。後者を選択。

仕事終わり、僕の誕生日会もかねて回る寿司へ。書き始めて思ったが誕生日の話にしたらよかった。まぁええか。それも兼ねて書いとこ。

家族全員でご飯を食べるのはいつぶりだろうか。普段8割で遅刻する兄も時間通りに到着した。父母、兄と僕。2・2がけのソファーに座る。寿司屋にきた場合は兄と僕が寿司レーンの方に座り、母が僕の方、父が兄の方に座る。この座り方に深い意味はないのだろうけど、これが一番我が家の落ち着く形なんだろう。

回る寿司とは言ったが、昨今の飛沫もあってか、寿司が全然回っていなかった。ポストアポカリプス寿司。寂しいが元来回ってる寿司は取らないので別にいい。別にいいが、じゃあ回さなくて良いと言うことでもない。もやりとしながら、すこし萎びたえんがわをとった。美味しかった。

兄は誕生日プレゼントをくれる。毎年何かしら。僕は送った記憶がない。毎年送り合うという関係ではなく、一方的に何かをくれるし、片方は何もあげない。幼少期に兄や家族を嫌いになって、まぁ今は普通なんだが、そのことが少し尾を引いているようにも感じるし、悪く受け取るなら、その事へ贖罪の為というのも1%ぐらいはあるように思っている。

まぁ単純に何かを良かれ心であげることができるんだろう。バレンタインのお返しに自分で作ったお菓子を持っていっていた。僕にはそんなことできない。もらった時も小洒落た雑貨店にいった記憶がある。兄は俗に言うと陽キャで、だからこそ、ということもないが、プレゼントを送ることがぬるっとできるんだろうな。嫌味でも嫉妬でも持ち上げでもない感想。

そこそこ食べたので一人だったら帰っているな、という腹持ちになった。だが、今回は団体行動。まして寿司。我が家は昔から寿司が異常にスローフードだ。隣のお客が2回ほど変わるまでいる。大量に食べるというわけではなく(一人10皿ぐらい)、ただただなぜか遅い。大学のころ友達と寿司に行き、スピードジェネレーションギャップを食らってやっと気づいた。周りが早いのではない、我が家がちんたらと選びすぎている。

スローフードを忘れていたのもあって、お腹が膨らんだ。コーヒーを頼んで買った小説を読み始めた。ごちそうさま、をしているので、我が家ルール的にはモーマンタイ。むっと思うかもしれないが、僕は待っているのであって、待っている人間が何しようが基本的には良い。というか兄がスイーツが長すぎるので、待ち時間をたくさんしているうちに、ゲームとかしても良いことになってた。

で、兄は同棲の家へ。僕は実家へ。店内のBGMがでかいのと、タッチパネルが迫真の音量だったのであまり話ができなかった。1回ぐらい腹割って話したいとは思うんだが、めんどくさいんだよな。

で、誕生日の話。今週は誕生日でした。20代と名乗るのが、だんだんと違法になっていく、そんな兆しの年齢。誕生日の当日。だれかから(友達は三人だが)連絡くるかな?とワクワクしていた。結果、誕生日に連絡は来なかったし、今もLINEで少し話したが、その時にも言ってくれなかった。

正直少し虚しくなった。相手にしたから自分にも、とは思いたくないが、でもちょっとは僕のことを思ってくれているなら、誕生日くらい言ってくれないか、と心がちくりとした。誕生日次の日は晩御飯を抜いてふて寝した。社会人平日では考えられないぐらい寝た。

やはり、誕生日を祝ってくれない人にこれ以上肩を寄せすぎるのは良くないような気がする。僕の尺度だが、好きな友達の誕生日は恥ずかしくとも誕生日おめでとう」と送りたいし、相手のことを思って贈り物をしたい。

となると、兄は陽キャでプレゼント柵が下がっているとはいえ、僕のことをなかなかに思っていくれているんだろう。もう少し家族が好きな人間に育てればこの虚しさはなかった、そんな思いがある。もう遅い。

まぁ、単純に忘れ事が多い友達なので、誕生日やったんやで」と去年も同じように数日後に言うと、はぁ…!!」といいつつ忘れててごめんと言ってくれた。去年はご時世で会えなかったから忘れててもまぁとは思ったんだが、今年はそこそこ仲良くなってたので、覚えてて欲しかった。

あとはやっぱり僕の尺度では誕生日の比重が大きいのだけど、友達はそこまで他人の誕生日を人生で重要視していないのかもしれない。…そう思っておこう。猫は隣で寝ている。寒いので置いて自室に帰る。

Songs - 花曇/君島大空

君島くんと誕生日同じなんだ。

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