2021/08/27 海老も美味しかったな

今日のムーブ

・叙々苑のランチ
・マイケルジャクソン展
・no more heroes DX盤　到着
・millennium parade キャップ　到着

叙々苑ランチの話　

言わずと知れた焼肉屋さんが京都駅にできたので、母と行ってきた。行く前の知識といえば、タレとドレッシングの旨い、日本人憧れのお高い焼肉屋さん、ぐらいか。伊勢丹の積み立て金が余ってるらしく、久々に親に奢られる為ランチに行った。

高い肉は意外と食べた記憶がなく、よく聞く歯がいらない、肉が溶けた、みたいな誇大食レポしか知らず楽しみだった。高いものを食べるのは好きだがなんと言うか、高い食べ物の情報を正しく味わうことが苦手だった。

例えば3000円の料理があったとする。とても美味しいが、豚丼を５回行った方が幸福度高いなぁとか考えてしまう。豚丼を幸福1とすると、その料理は3~4じゃないかな、とかを食べながら考える無粋な人間だ。

なので、高い肉より家で焼いた肉の方が幸福じゃないかなー、とか考えつつランチに行った。席は京都タワーが見える景色の良さで、壁で区切られている半個室だった。このご時世でもマスクを取ることができた。あとは、従業員が異様に多かった。

１番高いランチと２番目に高いランチ＋タン塩を追加注文し、景色を見ていると２人分のランチが出てきた。見るからに高そうな生肉だぁと思った。ぐるナイとかで出てくるような綺麗なピンク色に、白い油の線が走っていた。

早速適当に一切れ焼いて食べてみた。
うますぎるじゃん....。

前記したことが完全に振りになっているが、幸福度とか、もうどうでも良くなった。

食レポなんてまぁ普通にできるわけがないので、美味かったという感想を残しておく。上手くて高い肉は溶けるし、歯を必要としなかった。出てくる油が美味いし、噛んでも噛んでも美味しい味が出てきた。

食べながら段々と思ったのは、これを常食している人に対しての嫉妬。つまり、ムカつくほど美味い。人生の成功者はこんなもの食べてるのか、と思ったが、そろそろ食べ放題焼肉から卒業しなければならないなぁとも思った。旨すぎて悲しくなってきた。食べ放題焼肉は学生のパーティ会場であって、学生を卒業した身分としては、グレードアップした場所に行くのが正しい気がした。言うほど焼肉行かないけども。

そんな、感情を逆撫でする肉といえば良いのか、なんなのか、つまり、うまかった。旨いって上手に伝わらないな。

人生で１番の肉を食べたが、それを上手に伝えらない。自分の範囲外の旨さといえばいいのか、相変わらず情報を消化できなかった。旨いものを食べると幸福度が上がるが、比例して妬みと悲しみも生まれた。成長というものに似ているような、そんな日でした。旨いと美味いなら前者の方がなんか肉肉しい。

(BGM)　のびしろ/Creepy Nuts