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2021/11/20 寺の香りの友達

友達との香水珍道中 

百貨店に香水の祭典があったので友達と行ってきた。友達歴もなかなか長いんだが、双方で香水が好きなのを最近知ったのもあって、うきうきで百貨店で集合した。

香水は好きだが、そんなに濃ゆい匂いは好きではない。ほとんどつけてないけど近づくと、あ、つけてるな、というぐらいのが好き。カルバンクラインのメンズのを使っているんだが、半分くらいになったのもあっていいのを買おうと万札を握って行った。

友達が先に百貨店にいたので、合流することに。どこかなぁと探していると、こっちを見てくる女性。?と0.3秒ほど思った後に、はと友達と気づく。雰囲気が変わっていた。金髪は黒髪になり毛先は藍色に。普段はデコ見えなのに前髪があった。あとで聞いたがカラコンを入れていたので黒目も大きかったよう。わかりやすく言うと綺麗だった。

ぎょ、としたのをバレないように平気を装い、香水のところへ。初めは女物の香水がわぁっと置いてある。香水が固まりすぎて匂いがカオスになっていた。試嗅を沢山する。んー、きつい。どれもこれも中々に人間ランクの高い人用の作品だ。正直違いがわからなかった。

友達がこの匂い好きやわ、と受け取ると、いい匂い。値段は3万台でひぇっとなった。深淵を覗いているような気分になる。なんでこんなmlが高いんだろう。すごい努力の上にこの液体ができてるんだとは思うんだが、流石にブランド代じゃ?とも思ってしまう。けどまぁいい匂い。欲しい人は買うだろう。

今度はメンズのところへ。さっきのところより混んでいないので、ゆったりと匂いを吟味できた。吟味できたと言いつつ好きと嫌いの二分割でジャッジしかできないが。

店員さんが話しかけていた。存在感の薄いものを、と自分でも微妙な注文をすると1つの香水から試嗅の紙へスプレーして渡してくれた。白色をイメージしたという香水。嗅ぐと、ヮ!という気持ち。とても好きだ。泡のようで泡でない。果実のようで果実でない。しつこくなく、やさしい匂い。他にも色々と試嗅をしたんだが、この最初のものを購入した。お値段は1万円以上2万円以下。...大事にしましょ。

友達もこれがいい!と言ってくれたのでこれにしたのもある。そういえば古着屋さんにいった時も彼女の一声で決断をした。あまり良いことではないような気もするが、友達の因子を持っている感じで嬉しい。

その後は晩御飯を食べて、ライトアップしているところでぼぅとしつつ少し話して別れた。時間にしてかなり短かったんだが楽しい時間でした。

で、友達が垢抜けていたのにギョっとしたんだが、その後もふとした時にギョ、となってしまって変に緊張していた。化粧や髪染め、カラコンで女性はこんなに雰囲気が変わるんだなー。個人的には三白眼な友達の目は、そっちの方が好きなので伝えると、どっちもなれるってことやね!と明るすぎる反撃に喰らってしまった。

ルッキズム信仰の顔がいいから優遇というわけではないが、正直言うと綺麗な人は慌てる。おどおどしたりしてなかったのだろうか。心配だ。顔はあくまでその人の加点対象であって、その人の本質の判断にはならない。顔がいいのはいいことだとは思いますが。

まぁ綺麗になろうという心がけは美しい。香水つけてふらつこ。

songs - 水流のロック/日食なつこ

頭の中でずっと流れとる曲

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