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2024年4月9日ラマダン29日目最終日と4月10日イード・ル・フィトル(断食明け大祭)と11日シャウワール2日ラマダン延長戦

4月9日は火曜日、特に何もなくラマダンは無事終了。
4月10日水曜。真夜中に一旦目が覚めた時に名古屋モスクのサイトを見て昨日でラマダン終了だったと知った。イード礼拝行かなければいけないのだが最寄り駅まで行くコミュニティバスが9時過ぎでないとなくて間に合わないのであきらめる。会場の白鳥ホールに行ったことがないのも不安だったし。
名古屋モスクのイマームさん(礼拝導師です。牧師みたいな役割。モスクの管理人でもある。エジプト人のアハマドさん)にサダカ上げますよと言われていたのでマグリブに合わせて名古屋モスクへ行く。残念ながらイマームさんはラマダン明けで休みを取っており貰えなかった。定職を持たない私はモスクでは貧困者だと思われてる。実はそこまで困ってはいないのだけど。

マグリブ礼拝の後に礼拝室で女物を着ている私を珍しく思ったかある男性が話しかけてきた。最初日本人かと思ったが聞いてみると両親はブラジルとウイグル出身でムハンマドさんだそう。日本でお母さんとお父さん知り合ったのって聞いたらブラジルで。「そんな人前で女物を着るなんて自分だったら恥ずかしくて出来ない」とか言われちゃった。こういうこと言われるのは日本人のイメージとは違いあまり経験ないんだ。そういうことは神様と本人だけのことと思う人の方が多いみたい。名古屋モスクのルールとして信仰上おかしいと思ったことは当人にぶつけるのでなくイマームに言うようにとなっていますし。
そんな風なLGBT問答をしていたのですがそこに前から知ってる若者登場。彼にそのムハンマドさんは私(まやファーティマ)を知っているか?どう思う?と聞いた。すると若者は別にいいんじゃないかと思いますと答えた。まあ私が名古屋モスクで信頼を勝ち得ているという証ですね。ちゃんと信仰してるし私。今は骨折で来れていないがジュムア(金曜集団礼拝、キリスト教における日曜のミサみたいなもの)に来ている日本人はスタッフ以外では私くらいなものだよ。もちろん仕事の都合もあるけどね。そのおかげで日本人じゃないと思っている外国人ムスリムもいる。顔立ちからインドネシアやネパールと言われることが多い。

しばらく話した後に栄女子大小路のQueer+sに行く。DVDで映画を見て話す会だったんだけどマスターのエサマンが弾劾裁判を受けてる関連の名古屋の社会運動界隈の話をした。女性解放運動の映画で観たかったんだけどね。22時半には帰途に就きました。名古屋駅でつばめタクシーにJRの自宅最寄り駅に24時配車を依頼しておいた。翌1時前には帰宅した。

11日木曜、今日はイムサックくらいにアプリ(Muslim Pro)からのファジュルのアザーンで目が覚める。今日はサウム(潔斎=断食など身を慎むこと)をすることにした。ラマダンはヒジュラ・カレンダーの9月でシャウワールは10月ですがラマダンに加えてシャウワールに一週間サウムすると一年やったと同じだよという預言者様のお言葉があります。ラマダンでミスがあったかもしれないしということで今日はサウムした。ムスリムが断食するのはラマダンだけではないのです。預言者様は毎週月曜木曜とヒジュラカレンダーの13日14日15日はサウムしていたようです。他にもアラファの日とかアーシュラーの前後などには断食する人は多いです。
今日はコミュニティバスで眼科に行って緑内障の目薬を貰い、そのまま名古屋駅へ。ズフルには間に合わなかったが名古屋モスクでサダカを受け取る。三井住友銀行で用事をすませて名駅で山ちゃんの手羽先とか買い物して帰宅した。今私は外食だとハラールじゃない肉買っちゃうことあるねえ。現在足首骨折で自由に歩けないのでハラールショップ行けないという理由もある。普段はハラールなもの選びますけどね。最低でも肉はキリスト教国、ブラジル、アメリカ、オーストラリア産肉で国産は買わないようにしてるんだけどね。

注) アラファの日は巡礼月(12月、ズ・ル・ヒッジャ)の9日。
アーシュラーはムッハラム(1月)の10日。アーシュラーはシーア派の3代イマーム・フサイン(アリーとファーティマの次男なので預言者様の孫でもある)が殉教した日でもありチェーンで自分の身体を打っている映像を日本のテレビのニュースで観た人もいるかと思います。
表紙イラストはcanvaのマジック生成で作った日本でイードを祝うムスリムだけど手を合わせてはいけないというルールはないと思うけどねえ、異教徒の真似はやめなさいというルールはあるようですけど。手を合わせるのは日本じゃなくてインド由来?

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