ハロワで行われる職業相談。その完全攻略法を解説。
職業相談、それはまさに闘い───
失業保険を貰うため数多の無職が日夜ハローワークという戦場に赴いては儚い命を散らしてる
今回はその闘いに生き残るためハローワーク、特に職業相談に焦点を当て解説していこうと思う
1.駐車場からハロワ内部に潜入するまで
無職には敵がいっぱいだ
どいつもこいつも私達を養分にしようとハイエナのように目を光らせてる
特に気を付けなくてはならないのがこいつ
そう、保険屋だ
私の通ってるハロワだけかもしれないが周囲には常に保険屋が張り込んでいて邪魔くさい
収入のない無職が保険の契約なんてしてる場合ではないと思うのだがそこに保険屋が存在してる以上私達は狙い目ということなのだろう
弱い無職は保険屋の絡み付くようなネチネチ営業トークに気力を奪われハロワの門をくぐることすら許されない
この陰湿度はまさにスマブラでいうところのファイアボールに該当する
普段は格上プレイヤーの放つファイアボールに一瞬で実力の差を"理解ら"され秒で切断する私だが金がかかっているとなれば話は別
無職必須スキル「自分の殻に籠る」を用いて相手の言葉を全スルー
無事ハロワの門をくぐることに成功するのであった。
しかしうっかり保険屋の言葉に耳を傾け、書類に判を押してしまう場面まで追い込まれてしまう者もいるだろう
そんな時は気狂いのふりをして発狂しよう
俗にいう「暴れ技」だ
やはり世の中発狂すれば大抵のことは何とかなる
2.職業相談
ハロワ内部に侵入したらいよいよ職業相談の始まりだ
「今日のご用件は何ですか?」
と直線的な牽制を仕掛けてくるハロワ職員
保険屋を振り切りここまで辿り着いた勇士ならたやすく対処できるだろう
しかし侮ることなかれ
基本ハロワの職員はキレている
というのもハロワ利用者の中には一定数ヤバい狂戦士(バーサーカー)が存在しているのだ
「裁判するぞ!」、「お前に人生狂わされたんだ!」、「ストーカーされてます!」と自由気ままに咆哮する狂戦士
そんな彼らの対応に追われるハロワ職員のホカホカゲージは常に満タン
「今日ご用件は何ですか?」
「いや~何の用もないんスけど就職活動の実績は作りたくて~ハンコだけお願いしてもいいスか?w」
なんて答えた日には最後の切り札が飛んでくること間違いなし
一瞬で命を刈り取られることになる
命を守るためにも相談の内容は決めてからハロワに行こう
3.メテオ攻撃(即死攻撃)に対する心構え
職業相談は闘いだ
当然命を刈り取られることもある
その最たる例がメテオ攻撃による撃墜だろう
相手の体力に左右されず命を刈り取るメテオ攻撃
やられた側からすればまさに「突然の死」という他にない
ここで私が実際にハロワ職員から撃たれたメテオ攻撃の一例を記していこうと思う
今後の参考にして貰えれば幸いだ
・「○○地区の求人ってありますか?」
「ないです」
「😲」
・「年間休日120日前後の所ってありますか?」
「98日ならあります」
「😲」
・「職種変えたいんですけど……」
「変えない方がいいですよ」
「いやでも変えたくて……」
「変えないでください」
「😲」
現実を思い出してしまったのでメテオ攻撃を記すのはここまでにしておく
対策はとにかく耐えること。精神論で乗り切ろう。
他にも様々なバリエーションに富んだメテオ攻撃
残りはぜひとも君たち自身の目で確かめてみてほしい
4.ハロワの楽しみかた
ここまで読んでもらった方の中には
「ひえぇ~ハロワって怖いところでやんす~」
と恐れおののいた人もいるかも知れない
しかし勘違いすることなかれ
ハロワはエンターテイメント施設でもある
その楽しみを生み出してくれるのは先にも述べた「狂戦士」の存在
彼らの存在はまさに台風
比較的真面目で厳かな場であるハローワークを一瞬でぐちゃぐちゃにしてくれるのだ
失業保険を不正受給しようと大暴れする狂戦士
それを「犯罪行為ですよ!」と外まで聞こえるような大声で怒鳴り返すハロワ職員
そんな彼らの対決はまさに世紀の好カード
やはり上級プレイヤー同士の対戦は観戦するだけで心踊る
金と法律が絡んだ人生をかけた対決を君も見逃すな!
5.家に帰るまでがハローワーク
職業相談も終わり後は帰宅するだけの無職
だが油断することなかれ
ハロワの玄関から車を停めてある駐車場につくまでの僅か40m
しかしそんな僅か40mの間にも新たな強敵が立ちはだかる
彼らの名は「派遣スカウトマン」
正社員希望の私に対しても全く遠慮することなく接触を図る機動力の高さ
そしてハローワークの敷地外でアクションを起こしてくる意外性
その姿はまさにスピードを生かした空中コンボ
キャラ
息もつかせぬマシンガントークで個人情報を引き出す強キャラ中の強キャラだ
無職は家でゴロゴロするだけの生活を送っているため基本機動力に欠けている
彼らのスピードに翻弄されるのは当然のこと
まともに戦っては勝ち目はない
最後の切り札を使い一気に片をつけるのが吉だろう
発狂する、他人を犠牲にする
嘘の個人情報を教える……
どんな手段を使ってもい
生き残ったやつが正義なのだ
ぜひ君も自分なりの「最後の切り札」を身に付けてからハローワークに足を運んでほしい
如何だっただろうか?
今回は私なりのハローワークの攻略法を解説させてもらった
いつかハローワークのお世話になる機会が訪れた時の参考にして貰えれば幸いだ
ちな、嘘は一切書いてないので治安がいまいちな地域のハロワに通う人はマジで"闘う"気持ちで行きましょう
人生は闘いや
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?