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良い時があれば悪い時もある

これはスリムだった昔の体型を取り戻すまでの日記である。

今日は朝の2時30分に起きて、およそ2時間かけて生見までサーフィンに来ている。外はどしゃぶりの雨なのでテンション低め。友人に誘われなければ、ここまで来ることはなかったであろう。

朝の7時ごろにもなれば、台風のような横殴りの雨など厭わない猛者たちがあたりを埋め尽くす。そんな私にとって異様な光景にも関わらず、毎週のように生見までサーフィンに行く友人曰く、これでも少ない方だと言うのだから、のめり込むとは恐ろしい。

なお、前述の友人によれば「どうせ濡れるから」とのことで、サーファーにとって雨など関係なく、良い波が来るか、上手く乗れるのかが重要らしい。しかし、私は晴れた日にサーフしたい。波に乗れた時の爽快感はいうまでもあるまいが、波待ちと称してボーッと景色を眺めるのが実は大好きだったりもする。

これは山間の町で生まれ、ずっと海に憧れを抱いてきた出生にも影響しているのかもしれない。かつて、始めてサンタモニカビーチを訪れた時は初の海外ということもあってか、あまりの美しさに感動した。その瞬間から旅に出る時はいつも美しいと評判のビーチを探してきた私にとって、今日は海のまた別の顔を知る良い経験となったことは間違いない。

今日は雨ということもあって早めに海から上がって帰路についたので、その分どこか名残惜しくもあり、帰りがけのマクドナルドで1時間近くもあーでもない、こーでもないと、たわいのない話に花が咲いたのは、悪天候だったおかげでもある。

物事には良い面があるのならば、日陰となる悪い面もある。

今日のような貴重な体験をさせてくれた友人Gには、いつもにも増して感謝したいと思う。ありがとう。

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