第６１回メルマガ なかよし
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今回は【なかよし】です。
誰しも一度や二度のケンカの経験はあると思います。
お互いの立場の主張、意見の違い。
討論したり、悪口言ったり、殴りあったり。
しかし、文句を言うとすっきりするものです。
結果として相手を認める事ができる時もあります。
【ケンカをした事もないくらいなかよし】という人もいるかもしれませんが、やはり、
【ケンカした後の仲直りの時が一番なかよし】
な瞬間なのだと個人的には思っています。
『ゆるしてあげる』という事は、
『ゆるされた事がないと理解できない』わけで、
ゆるしてあげられる人は、ゆるされた事がある人なのだと思います。
では、ゆるされた事がある人とは、どんな人なのでしょうか。
『ゆるされた人とは、悪い事をした事がある人』
だとも言えます。
悪い事をした事が無ければ、ゆるされる事もありません。
子どもの頃にゆるされる事を経験していればいいのですが、不幸にも、ゆるされた経験がなければ、ゆるされる側にまわるしか、学ぶ方法がありません。
では、ゆるされるとはどういう事か．．．
凶悪犯罪が起きるのも、こんな根っこがあるように思います。
【赦されるという事とはどういう事か？】
必死に学ぼうとして、苦しんでいる人もたくさんいるように思います。
果たして『正義は勝つ』は本当にそれでいいのでしょうか？
自分がゆるせる人になるかはわかりませんが、
もしも、人をゆるせないなら、ゆるされる経験が少ないのかもしれません。
だったら、少しくらい、ゆるされる側にまわってもいいのかも。
だったら、少しくらい、悪い事をしてもいいのかも。
そんなふうに思ったりもします。
そして、そのくらいの寛容な気持ちを、相手に向けられないなら、
『自分に向けてもいいのではないか』
そう思うのです。
どちらにしても、
ゆるされる側か、ゆるす側か。
悪い事を自らするか、受け入れるか。
両方経験し、学んでいくと思っています。
だから『悪も善も両方なかよし』だと思っています。
世の中、ゆるせない事だらけだというのであれば、自分がゆるされる側にまわる。
つまり多少は悪い事をしてもいい。我慢しなくていい。そのままでいい。
大胆かもしれませんが、そういう事だと思います。
『悪を叩く』『悪を排除する』『病気を排除する』『コロナを叩く』という考えが悪を、病気を、コロナを生んでいるのかもしれません。
">Ryan McGuire</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=567950
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