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In the 落とし穴の法則


好きでもない人に猛烈アタックされたらあなたはどうしますか?
おそらく困惑から迷惑を経て、やんわりお断りする流れでしょうか。

問題はその後です。
せいせいしたはずなのに、なぜかなんだか物足りない。
ふと見ると、振った相手が別の人にアタックしています。
次のお相手が「いやだ。困るわ」なんて迷惑がってたら、なぜかどうしてか面白くない。

「私の次にアレを選ぶなんて?」
格下だと思っている相手ならアレ呼ばわりです。
2人が仲睦まじくいちゃいちゃしているのを目撃した日にゃたまりません。ものすごく怒りを感じてしまいます。

おかしい、嫌いなはずなのに。
わたしどうしちゃったのかしら。

この時点であなたはin the 落とし穴。
相手の術中にはまっているのです。

2011年の大河ドラマ「江」では、この手を使って秀吉がまんまと茶々(のちの淀君)を攻略しました。
自分が術にはまったと知るや悔し涙を流しながら秀吉をたたく茶々。
もだける女心を宮沢りえさんが見事に演じておられました。

茶々 in the 落とし穴。
秀吉を演じた岸谷五朗さんあっての名シーン。
脚本家はあの田渕久美子さんでした。

また同じパターンが韓国ドラマ「知ってるワイフ」でも見受けられます。KCU銀行カヒョン洞支店のキム・ソラさんが茶々の立場で、エン君をコンさんに渡したくないと落とし穴に落ちました。
落とし穴は国境を超えるのです。

嫌いと好きは矢印の向きが違うだけで、本質は同じだという言いまわしに「嫌よ嫌よも好きのうち」、サマーナイトタウンの「大嫌い、大嫌い、大嫌い、大好き(Aha~)」などがあげられます。

この心理を巧みに利用したのがコードネーム「押してもダメなら引いてみな」作戦です。
秀吉とエンくんはこの作戦を使いました。

願望実現の鉄則にある「意図したらいったん忘れる」もこの派生形かもしれません。

意図する=落とし穴を掘る

忘れる=獲物が穴に落ちる

成就したい恋愛や願望をお持ちでしたら試す価値は十分にあるでしょう。

このあたりも追ってメルマガでお伝えいたします。

#もだけるは方言でしょうか


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