速い球を投げるのは才能か、努力か?

初めまして。「球速upチャレンジ」です。

僕は小学生から野球をはじめて、中高では部活、大学ではサークルで野球をやってきました。どれも弱小チームだったので、それほど試合に勝てた記憶はありませんが、楽しかった瞬間はたくさんあります。ヒットを打てた時、難しい打球を捌けた時、盗塁を決めた時、ずっと勝てなかった相手に勝てた時。振り返るとたくさんの思い出があります。

そんな僕にとって、野球の中でひとつ苦手な動作がありました。
それが「投げる」という動作です。

思えば小学生の頃から、自分の肩が弱いなと感じるシチュエーションの連続でした。
・キャッチボールで相手より先にワンバウンドになる。
・特に希望していなくてもポジションがセカンドになる。
・ストラックアウトの球速表示を見て寂しい気持ちになる。
などなど、「投げる」ことへのモヤモヤがいつも心のどこかにあった気がします。

野球には「打つ」、「捕る」、「走る」など他にもたくさんの動作があるので、これまで楽しく競技を続けてこれましたが、「もっと肩が良かったらな」と思ったことは何度もありました。

時は流れて25歳になった今、野球をやることもめっきり少なくなりました。大学を卒業後、特に草野球チームに入るなどもしてこなかったので、年に1回ほど試合に参加するほかはたまにバッティングセンターに行くくらいです。

それでも、やっぱり野球が好きな自分がいます。プロ野球の結果を見るのはもちろん、アマチュアや海外リーグなどで野球の世界に挑戦する人を映像で見るのも好きです。特にヨーロッパや中南米の海外リーグで武者修行をする選手の皆さんの姿を見て、大谷選手のようなスーパースターでなくても、自分なりに野球を極めようとして頑張っている人がこんなにも大勢いるのかと勇気をもらいました。

そして自分もまた野球を頑張りたいなと思い、どうせなら今まで全く縁のなかった野球の華、ピッチャーに挑戦しようと決意しました。

よく速い球を投げるのと遠くに打球を飛ばすのは天性の才能だと言われます。確かに、それはある意味では事実だと思います。僕には少なくとも「投げる」ことの才能はきっとほとんどありません。でも、だからこそ面白い挑戦になるのではと思っています。

ピッチングの凡才が、努力だけでどこまで速い球を投げられるようになるのか、自分を実験台にして、これから挑戦してみたいと思います。



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