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ツインレイ、上から見るか、下から見るか。


おはよう。スピリチュアルネイティブのタケルです。新緑の美しい季節だね。日は暖かいけど、風はまだひんやりしていて、湿度もそこまでなく、過ごしやすい。

さて、今日は思いっきりスピリチュアルな話題を取り上げたいと思う。ここ近年、スピリチュアルシーン(? そんなんあるのか)を席巻しているトピックといえば、ズバリ「ツインレイ」だろう。

スピリチュアルカルチャーに接したことのある人なら、誰でも耳にしたことのある話題だと思う。ツインレイについて知らない人は、とりあえずググってみてほしい。

俺流に簡単に言っちゃうと、ツインレイとは魂の片割れのことであり、片割れであるがゆえに運命の人であり、運命の人であるからして必ず結ばれる、という宇宙の法則、らしい。

宇宙の法則。いやこれ、別に俺が提唱してるんじゃ全くなくて、ツインレイ情報を発信している人がソースにしているのは大抵「宇宙」だから。ちなみに俺の知り合いのツインレイ専門占い師(いかにツインレイ業界が盛況かを物語る)によれば、「ツインレイとは地球全体が統合するための宇宙連合による計画」なのらしい(ちなみに俺はこれを聞いたのちに、いろいろ突っ込み過ぎて、またひとり友人を失った)。

俺のスピリチュアルな友人界隈では、すでに5年前くらいから話題になっている。そして、5年前の時点でほとんどの人が、「ツインレイの法則」が必ずしも自分の恋愛に当てはまらないことを悟り、もはやツインレイ自体、「あーね」というノリになっている。

だが一方で、ツインレイについて発信するブログやyoutubeは増えつつある。これは端的に、ツインレイの話題が求められている(再生回数を稼げる)から、供給が増えている、ということに他ならない。

俺はなぜ、こんな現象が起きるのか、興味を持っていろいろと観察をしてきた。また、自分自身もいろんな実体験をしてきている。その中で聞いたこと、感じたこと、考えたことなどをつらつらと書いてみたいと思う。


ツインレイ、あるか、ないか。

まず俺自身が、ツインレイとは存在するか否かについて、率直な自分の経験や感じることをまず述べたいと思う。

結論からいえば、「ある」。なぜなら俺自身、すでに魂の片割れであることを痛感させられるような出会いを経ているからだ。

そもそも俺には、すでにモモもという人生のパートナーがいる。俺は彼女と出会った時、長い人生を共にする人だ、とすぐに感じたし、すぐに一緒になった。モモと俺は正反対の性格で、俺はどちらかといえば感受性豊かで神経質、物事をクヨクヨ考えるようなところと、一方で自分と向き合う素直さと前向きさを兼ねた性格だと思う。

一方でモモはあっけらかんとした楽天家。基本的にポジティブシンキングで、他人の好意を疑なく受け取るような、愛らしい人。それでいてコツコツ努力できる人であり、バリバリのキャリアウーマンでもある。

俺とモモは、まるでお互いの足りない部分を補い合い、それでいて時に鏡のようにお互いの良し悪しを映しだすような存在だ。俺にとってモモは死ぬまで人生を共にしたい人。大好きなパートナーだ。これからもずっとね。

だから俺は、八年前に自分の魂の片割れと出会った時、激しい衝撃を受けた。なぜなら、俺は当時も今も、モモに全く不満がなく、大好き。これほど満たされているのに、こんなにも強烈に惹かれる相手に出会うってのは、なかなかの衝撃だった。

俺の魂の片割れのことを、ここではAさんと呼ぶ。Aさんは元々、モモの知り合いだった。ある時、俺は仕事を通じてAさんを取材した。Aさんは売れっ子作家で、仕事を通じて意気投合した俺たちは、次の機会にみんなで食事をすることになった。そこには取材に参加したカメラマンや編集者などのクルーもいた。

俺はAさんに、不思議なものを感じた。その時、Aさんは隣に座っていたのだが、なんていうのか、俺自身の半身が溶けて彼女と一体になっているような、本当になんともいえない気分を味わっていた。

まるで海に浸かってるような感じ。

一方で、Aさんはその飲み会に、パートナーである彼と同伴できていた。俺は彼ともすごく気が合い、その夜は本当に夢心地というか、新しい仲間を得たような、楽しい夜だったのを覚えている。

その後、一人になった時、Aさんに抱いた不思議な感覚だけが妙に記憶に残った。面白いことに、Aさんは売れっ子作家であるにも関わらず、なぜか俺のことを数年前からSNSを通じて知っていたのだという。俺はびっくりした。聞けば、当時俺が書いたいくつかの記事を読んで「面白い人だな」と思ってくれたようで、旧Twitterやブログなどを熱心に読んでくれていたというのだ。

俺は不思議と、Aさんの方も、俺と同じ気持ちを抱いていたんじゃないかな、とふと思った。けれど、俺はすぐさま、その考えを打ち消した。俺にはモモがいるし、彼女には彼がいる。それに俺は、この感情は恋愛なのか?という深い疑問を抱いていた。

話は続きます。なんだタケル、お前こそがツインレイ信者なのかよ、と思ったあなた。まあ、よかったらそこは最後まで読んでみてほしい。

ではでは。

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