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純粋な心が勝つゲーム バチェロレッテ3 (1〜4話までネタバレ感想)

 こんにちは。スピリチュアルネイティブのタケルです。

いやこの季節が来たよね。バチェシリーズ大好きな俺としましては、がっつり紹介動画も見て、モモと楽しく観ていたよ。

パーソナルスペースめちゃ大事!

まず率直な感想は、亜樹さんの声がすごく耳心地いい。モモと俺の最初の感想はそれだった。声が素敵って、すごく重要だと思うんだよね。

それから、異性との距離の取り方にも、彼女の無理しない感じが自然体で、より好感が持てた。

例えばセバスチャンがしたハグや、梅谷くんがした握手は、あくまで挨拶であって、パーソナルスペースを尊重した上でのコミュニケーションだからアリだけど、

一方でマヌカハニーやダンスについては、明らかに彼らが「これによって亜樹さんに自分を印象づけよう、ドキッとさせよう」という意図があるのが見えてしまうし(ただ俺的にはダンスはフレンドリーなコミュニケーションのうちに入るんじゃ?とも考えるんだけど、彼女的にはNGだったんだろうな)、

牛を触ってみますか?というのも、単に彼女が危険を感じて断るのはとても自然なことで(あれはバリの水牛か?小川さんさえ戸惑ってたような。もしあれが番組サイドの演出なら、無理あったよな)、

なんていうか無理してなくて、みてて気持ちが良かった。し、彼女はおそらく過去シリーズを見て、男女ともに触れ合うことで自分を印象づけようとする参加者と、そこに透けて見える意図に、「いやだな、わざとらしいな、なんか純粋なじゃないよね」と嫌悪感を抱いたのじゃないかな、と勝手に想像した。

相手のパーソナルスペースを重んじることは、それ自体が愛情表現に繋がるとも思う。もちろん、自分に対して印象づけをしてくる人の方が好み、って人もいるから、そもそもこのスペース自体が一般化されることのない、百人いたら百人が異なる個性的な空間でもあるので。

やっぱりまずは相手の様子を見る、無難に挨拶に留めておく、嫌がったらスプーンをすぐ引っ込めるのが大事だよねーと思った。あの瞬間に、恥をかきたくない自分をとるか、相手を尊重するか、問われるよね。

俺は、紹介動画を見た時点での推しはダンスの大柳豆勇也さんだった。彼の目が、つくりは鋭いのに、とても穏やかでめちゃくちゃいいなーと思ったし、実際にパーティでも亜樹さんが話す時、誰よりうん、うんと優しく相槌を打っていたのが好感持てたし。顔は割と攻めっぽい印象ながら、ハートがあったかそうな気がしたんだよね。

だから彼が1話で落ちちゃって、3の友也さんがリムを二話で落とした時並に「まじか」となったんだけど、まあもう相性ってどうしようもないしね。


メタごと会話する人、相手に集中しきる人

で、四話まで観た感想としては、推しは梅谷さんと飯野さん。どちらもハートがあったかそうなのと、真っ直ぐ彼女を見ながら、しっかり自分の心と向き合っている感じが、

誠実でいいなと思う。その場その場の役割を、自分だけじゃなくて、ちゃんと彼女を観察しながら行動できてるスマートさも、とにかく観ていてホッとする。

今シリーズで人気者になりそうな櫛田さんに関しては、とにかく切り替えが早い人だなと思った。適度に弄られキャラにもなりつつ、リーダーシップも取れる。メタ認知つよ、みたいな。

ただ、彼の場合、理系ということもあるのか、どうしても彼女との会話が、メタ強めになってしまうのが、なんだか観ていて落ち着かなくなってしまうんだよね。

それは番組視聴者としてのエゴなんだけど、男性参加者が番組の構造や、その中にいるあきさんを俯瞰的にみて、「しんどいなら辞めてもいい」「あなたはバチェロレッテとして云々」的なことをデートで言っちゃうのは、まあ視聴者としてちょっとしらけるとこはある。

ただそこは、彼の場合、どうしても自分や相手のことを、環境を含めたメタ視点、俯瞰視点、客観視点からも受け止めるタイプなんだろうし、かつそこを言語化してコミュニケーションすることも、また彼にとってはごく自然で、大事なことなんだと思う。

ただ、亜樹さんの立場からすると、あんまりそこをデートという単焦点な没入空間(少なくともそれを演出して、カメラを一切意識させない大事な空間)のなかで持ち込まれてしまうと、そりゃあチャンネルが「私とあなた」から一気に「私と視聴者」に切り替わってしまうよなと。

そして、彼女にとっては、突如として櫛田さんの存在が「カメラの向こうから見てる人」に感じられ、その結果、「ならカメラの向こうに対しても、しっかり自分らしさを提示したい」と余計に意識することになり、デート中に突然の英会話になる。。。

というのも、そりゃそうなっちゃうよ、ってな、いち視聴者の感想になるわけで。

だから櫛田さんは吉と出るか凶と出るか、極端な結果になりそう・・・と思いながら見ていたんだけど、そもそも亜樹さんも理系ってこともあって、吉と出てるなーと感じる。

むしろ彼のメタ的会話は、彼らしい自然なものとして、かつ頼り甲斐ある相手からの共感として、受け止めてるのかなと思った。その方が安心するのもあるのかもしれないし。

その点、俺が梅谷さんと飯野さんを推したくなるのは、彼女に集中して、自分に集中し、それ以外の要素は一旦傍に置いてる感じが、みていて安心するからかなーと思う。

それでいて梅谷さんも飯野さんも、ともに心を開いて相手と接する賢さ、素直さがみて取れる。自分を印象付けるとか、選ばせるとかだけじゃなくって、ちゃんと人として心を開いて、あなたと恋愛できるといいな、と、彼女をジャッジせず生身の人として、しっかり歩み寄ってるのがとてもいいなと。

他、気になる参加者について

坂口さんに関しては、彼はマイペースさえ保てれば、本当は等身大のまま、聡明さと大人らしさを発揮したコミュニケーションができる人じゃないかなと思うんだけど、彼に関してはとにかく初回からペースを乱されまくりなので、

(いきなりローズも、舞い上がりすぎてかえってペース乱しちゃうよなあ)、今のところ彼の人間らしさがむしろ全開になっちゃってて、面白い。面白いが、彼なりのマイペースを出して、彼女をリードする姿も見たいなーと思う。

あと山本さんが、思いがけずトラウマ噴出しちゃったことに関しては、彼自身はすごくしんどいはずなんだけど、でも懸命に自分と向き合い、そういう自分ごと相手と向き合うぞ、という気概が感じられて、応援したくなった。もちろん亜樹さんからすれば、え?恋愛?え?ってなるのは想像つくし、

俺があの話し合いの場にいても「でもこれはデートだぞ?」と突っ込んじゃうんだけど、一方で、そこも含めて自分をみてほしい、という彼の気持ちがきちんと形になるのも、見届けたいなーと思った。ただ、そこまで受け止めて恋愛に昇華したりさせるには、もっと時間と、二人にとってリラックスした空間が必要なので、リアリティーショーでそこまでできるのかは未知数。

四話まで見て、今のところは、まだ恋愛っぽさは出てこないなーと感じているんだけど、そこが自然でいいなーと感じている。亜樹さん自身、焦らず、無理せずに、友人らしさをしっかり堪能してから次に進む慎重さを持っているんだろうし、むしろそういった爽やかな恋愛をするタイプな気もする。

だから、一度着火したらちゃんと燃えるというか、土台がしっかりしてる分、恋愛モードに入ったら、すごく見ていて自然な恋愛模様を垣間見せてもらえるのかなーとも思ってる。

ただまあ、番組の期間内でそこまで間に合うのか、わからないけどね。いや次回も楽しみです。

読んでくれてありがとう。


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