ツインレイ、上から見るか、下から見るか（3＊改）

こんにちは。スピリチュアルネイティブのタケルです。

今回の一連の記事で、当初、俺は、Aさんとの向き合い方、モモとの向き合い方を通して、

・魂の片割れは、実際にある

という自分の経験と、同時に

・しかし、それを巷で言われている「ツインレイ概念」には、当てはめない方がいい

という俺の意見、ケースを伝えたいと考えてました。つまり俺は、昨今のツインレイブームに対して、批判がしたかったんですね。その根拠として、自分の実体験をしっかり書きたい、と初めは考えてました。

っていうのは、俺自身、Aさんとの出会いを通して、本当に魂の片割れってあるんだなあと実感させられることが、本当に多くて。だから俺は経験上、「魂の片割れなんて存在しない」とは言えない立場なんだよな、と思っています。

かといって、巷のyoutubeとかネットに掲載されているようなツインレイの法則なんちゃらは、ちょっとどうなん、て感じで。俺が経験してきている限り、また周りの現実を見る限り、あのツインレイ概念ってのは、やばい考え方だな、と思っています。

それなのに、自分の体験談をここで書いたら、結局は自分のエピソードが、巷のツインレイ概念の法則性を補完する行為になってしまうのでは？と、書いているうちに懸念を抱いてしまって。

それだと、全く本望ではないなって。俺は自分の記事を書くことで、なるべく多くの人に、スピにかまけて思考停止せず、自分と向き合ってもらいたい、そのために自分が向き合っている日々のことを、ネイティブならではの霊的な観点も含めて表現する、ってのを、本来の目的にしているから、なんか違う、と思ってしまって。

ただ、強いて言えば、ツインレイに関して俺が言えるのはただ一つ。

魂の片割れだろうが、恋は恋として、向き合い続けること

これにつきます。てか、これって普通のことなんですよ。人を好きになるって、恋でしょ。恋愛に概念なんて、要らなくないっすか？

てか俺がツインレイ概念を無視し続けてたのも、結局はそこで。なんでそんな誰かが考えたちっせえ枠に、自分の恋愛を当てはめんの？　ダサくね？っていう。

なんだけど、ツインレイ界隈の人たちは、「魂の片割れ」という出会い、縁そのものを、ドラマチックに捉え過ぎている。過剰に捉え、運命的で素敵で、それでいて自分を成長させてくれるもの、みたいに大袈裟にし過ぎている。

いや、俺が経験している限り、魂の片割れだからといって、特別な恋愛とは限らないです。感情は特殊でも、ツインレイだから特別な恋愛ルートがある、なんて都合のいいこと、あるわけないじゃないっすか。俺が思うに、片割れだから特別視するツインレイ概念によって、なんか恋愛とスピがごっちゃになって、やべー暴走してる人たち、ほんとにたくさんいるんですよ。結構いい大人なのに、人間関係めちゃくちゃにしちゃう人とかもほんとにいて。

なんで暴走するかって、単に、自分と向き合いたくないだけ、自分の現実から目を背けて、なんか耳障りのいいスピにしがみつきたいだけだから、なんですけどね。別にこれって、ツインレイだけじゃなく、スピあるあるなんですけどね。

宇宙に責任転嫁する、ツインレイ提唱者たち

で。

ツインレイ提唱者の人たちの1番まずいのは、自分たちが発信していることの情報ソースを、自分たちの経験だけならまだしも、「宇宙がそういっている」と、責任転嫁しちゃってるところです。

俺は、スピリチュアルにおける「宇宙チャネリング」の類は、それ自体は否定しませんが、見方を変えれば「発信したのは自分なのに、いや宇宙がいってるから、といかようにも責任転嫁できてしまう都合のいいソースでもある」、と懸念してまして。

実際、俺の知り合いだった「ツインレイ専門占い師」も、やはりツインレイの情報ソースは全て宇宙の意志、っていって憚らない人でした。俺は流石に、それはちょっと無責任すぎでは？と思います。

最近は、ツインレイを提唱してきた人たちも、流石にクライアントがツインレイ暴走しておかしくなってきた、やべえ、って気がついたのか、途端に手のひら返したみたいに、

「ツインレイはツインレイでも、好きなら、なんでもいいじゃない？」

とか言い始めていて、おい、自分たちでツインレイツインレイ発信しておいて、どこまで無責任なんだ、と呆れる感じなんですよね。

それでいて、自分たちの発信の仕方が間違っていた、とは訂正せずに、相変わらず

「でも宇宙が言ってる」「今ツインレイと向き合っている人たちは、みんなより早いだけ。だから、地球時間的には「普通の恋愛」として向き合った方がうまくいく」みたいな、あくまで宇宙的世界観を崩さずに、かつ巧妙に、自分たちの姿勢は崩さないわけです。

まあ彼らも商売なので、そこは流石に受け手側も、しっかり精査しないといけないことなので、発信者ばかりを責めることもできないよねーとは思いますが（信じるのは自己責任ですよね。相手のせいばかりではなく）。

俺が思うに、多分ツインレイ迷走する人たちは、自分の感覚に自信がないんだと思う。
それでいて、自分の行動を、自己決定して動けないんですよね。
だから必死にHPとかyoutubeとかでググりまくって、占いに頼って、結果暴走する。
それを顧客にもつ商売人たちも、良かれと思って彼らに付き合い、結果迷走する。
まあ、それはそれの世界だと、思うんですが。

（難しいよね。スピ界隈の人たちって、基本善人だから。みんないい人。ただ、ちょっと自覚が足りないところがあるってだけ。悪気がないから。ただそーゆーのが一番タチ悪いんだけど。）

まあ、普通に考えたら色々と気がつくはずなんですけどね。魂の片割れぐらいの人と出会ったら、もはや「ツインレイか否か」なんて、疑う余地もないはずで。いちいち頭で考えている時点で、それってどうなん、とは思うんですけど。

それでいて、ツインレイ概念って、相手に期待しすぎだと思う。てか相手に何かを期待する恋愛って、すげえせこくないですか？　ツインレイは自分を成長させてくれる相手！とか声高に言われてるけど、そんなん、今身近にいる人はみんなそうだよ。家族だってそうでしょ。そういう身近な人たちから目を逸らして、ツインレイと向き合うとかやってても、ねえ。

まあそんな感じでそろそろ締めたいと思います。あ、一応、書いておくと、

・モモはこの記事も全部読んでいて、かつ、俺の気持ち（Aさんへの）も全て知っています。その上で、俺たちは自分たちのパートナーのあり方を、1日1日大切に築いています。

・コンクールは入賞しました！ちなみに映像作品でした。

って感じです。

以上です、伝えたい要点だけまとめました。

読んでくれてありがとう。