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親のエゴ

育児をしていて思うこと。
息子にこうなってほしいとかこんな子になってほしいとか息子の理想の姿を想像することがある。
しかし、想像するたびに考えることもある。
それは息子がどうなりたいかは息子が決めるということ。
だから、親が干渉するのはいかがなものかと。
賢くなってほしいから、遊びの中にも頭を使う要素のあるおもちゃを買う。
わからないでもない。
ただ、例えば仕事している中で、高校数学や物理の知識はまるで使わない。
そういう点でも勉強も重要だけど、それよりもたくさん遊んで色々なことを吸収してほしい。
そして、興味を持ったことを勉強したほうが進んで勉強するだろうし、よく伸びていくと思う。
それを感じたのは大学の時だった。

興味と意欲

正直なところ、私自身は理学療法士にあまり興味はない。
親の勧めで理学療法士の大学に行き、大学に敷かれたレールの上を歩いていて今に至る。
大学の成績上位組の高校と私の高校の偏差値を比べると私の方が高かった。
でも、他の学生の成績を見ても高校の偏差値の順位がそのまま順位にはなっていない。
どれだけ理学療法士になりたいか、それが勉強への意欲に変わっていると思う。
現にリハビリの論文でも、リハビリ意欲がある人の方がADLは上がっていくと言われている。

さいごに

育児に対しても同じことが言えるだろう。
"好きこそものの上手なれ"ということわざがあるように、好きなものは覚えが早い。
だからこそ子供の興味を示すものに対して、子供が全力で取り組んでもらえるような環境を作るのが親の仕事だと思う。
"こんな子になってほしい"は親のエゴだ。



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