見出し画像

こまきさわこ プロフィール  - 高校番外編 -



の記事でこんなことを書きました。

・・・・・・・・・

だんだんと荒れていきます。自分が手に負えなくなっていくんですね。

その自分が手に負えない当時の ” 内面 ” としては、

・”自分をわかってくれない”、”身勝手な”親に対しての復讐したい心


・今まで犠牲してきたことの反動で噴出し抑えきれない怒り


・頑張って結果出しているからこその「ここまでいうこと聞いてやってんのに」という傲慢さ


・早くから苦労が多かったため早熟で本質的な部分を理解していたため


周りの普通で平凡に生きてる方々(そんな人なんていないのだけど)を馬鹿にする

こんな感じです。

だんだん、意図せず、自分が嫌な奴になっていったり、
本当はしたくないのに誰かを攻撃したりなど
自分の内面としては ”そうせざるを得ない、どうしようもない” というような状況になっていきます。

・・・・・・・・・

私、自分で言うのも何ですが、私自身もかなりめんどくさくて嫌な奴だったと思います。笑


そして、話は変わりますが、

『この世に悪者はいない』

と思っています。


今までのことも、「親が悪い」「周りが悪い」と書いているように見えると思うのですが、そんなことはないのです。
むしろ、その人たちにも事情があって、そうせざるをえなかったんじゃないかと言うことが言いたいのです。

と言うのも、私もいろんな経験をする中で、どんどん苦しさが加算されていき、自分の中でどうしようもなくなって、「自分ではしたくないけれどやってしまう」「どうしようもない自分を止められない」と言う状況をたくさん経験してきました。

・ちょっとしたことでものすごく落ち込んでしまう自分

・些細なことで激昂してしまう自分

・不安で不安で相手を信じられなくて質問責めにして追い込んでしまう自分

・素直に納得できない自分



昨日のブログで
『自分が自分を一番大切にせず、一番否定していた』と書きました。

自分が自分の一番の敵で、毎日毎日ことあるごとに自分を攻撃し、責め立てて、痛めつけていたのです。


そうなると、どんどん余裕がなくなり、どんどん不安になり、どんどん自分が信じられなくなっていく。うまくいくものもうまくいかなくなり、うまくいかなくて“当然”となってしまう。

自分が自分を痛めつけるので、周りも自分を痛めつけるに違いないと思う。

自分が自分のことを信じないので、みんなが自分を信じてるとは思えない。

自分が自分を嫌っているから、周りからも嫌われて当然と思う。



私が自分の人生で一番しんどかったのは、


・愛する人を、大切な人を、信じてあげられないこと

・愛する人を、大切な人を、大切にしてあげられないこと、愛してあげられないこと

・愛する人を、大切な人を、痛めつけて、傷つけて、追い込んでしまうこと

・愛する人を、大切な人を、『悪い人だ』と決めつけてしまうこと

・そして後から後悔して『もうしたくない』そう思っているのに、繰り返してしまうこと

・そんな自分をどうしても止められなかったこと


でした。

これは自分も含めて、親も含めて、今となっては、いじめっ子も含めてだったりします。

痛みが透けて見えていました。だから、全力で拒絶できなかったのを覚えています。


みんなそれを”本当は”したいわけじゃないのに、そうしてしまう。

その事実が何よりも辛かった。

元々幼い頃から、不思議とその感覚を持っていたのもあります。



でもある時、気づきます。

親やいじめっ子たちのことを憎んで

” それだけは、したくない ” 

” こんな人にだけはなりたくない ” 


ずっとそう思っていたはずなのに、 


” 自分が全く同じしてしまっている ”


そしてそれを止めることができない。


そう気づいた時にわかりました。

みんなそれを ” 本当は ” したいわけじゃないのに、そうしてしまうんだ。


そんな自分のことが、みんな嫌いなんだ。


そして、

” 苦しいから、そうしてしまう”

そして

“止められないことがまた、苦しいんだ"

ということを。

それを認識してるかはしてないかは別として、

心のどこかで重荷になっている。




その他にも、私は買い物依存症でもありました。

親からクレジットカードを持たされていて、親のカードで買い物していました。高校生がデパートで自分の服をぽんぽんと買う。許可など取らず。

「ダメだ」とわかっていても、止められないのです。


親の財布からお札を抜き取ったのも1度や2度ではありませんでした。

そして、その時の自分の気持ちの中に「愛情をくれないんだから、親らしいこと何一つしないで、物さえ与えてりゃいいと思ってんだろ。あそこまでひどいことしてきて、虐げてきたんだから、お金を払って当然だ」そんな意識もありました。

こんな理屈、通らないと言うことはもちろんわかっています。
でも、めちゃくちゃに踏みつけられた経験をすると、そんな理屈を作ってしまえるほど、自分の内側が歪んでしまう。感情に飲まれてしまうのです。

ダメだとわかってても、重ねてしまう。
止められない。


人にも、物にも、お金にも、同じことが言えました。

たくさん傷つけてきました。

たくさん攻撃してきました。

たくさん裏切り、たくさん損なってきました。


※ 念の為、今はちゃんと節度を持ってお金は使っております。笑

※3年前に父と母に手紙をしたため、この件に関してきちんと謝罪しました。



後に私は2回鬱になります。
その時も同じ。


誰も攻撃をするわけではないけれど、

自分の中の恐れや不安にのまれ、コントロールを失ってしまった結果でした。



“自分への認識を正していく”

そして

“自分の内側、特に気持ちや感情を、自分自身で整え、面倒を見れるようになる”


これも、私の人生で行ってきたことです。

 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?