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リノベ設計段階の話に突入する前に…

2年前の2018年6月19日「GOCHAMAZE Times」に公開された記事です。SNSに「いわき駅前にゲストハウスを作りたい」と宣言したのをうけて、取材に来て下さいました。

「GOCHAMAZE Times」とは、特定非営利活動法人 ソーシャルデザインワークスが発行しているメディアで、多様性を再確認し、認め合い、誰でも生き易い世の中にしていこうーって感じで様々な発信しています。(ざっくりで申し訳ございません。。。)とにかく、面白い取り組みや、人物をたくさん紹介しているメディアですので、お時間のある時に他の記事も是非ゆっくりお読みください。


この記事が、自分でも纏めきれていなかったプロジェクトが始まるまでの経緯や背景、そしてワタクシという人間の歴史と想い、みたいなものを、がっつり取材して書いていただいた最初の記事でした。「30分くらい」の予定だった取材が、気が付けば2時間になっていたことを覚えています。「すみません、めっちゃ長くなってしまって」と話したら「いや、最高に楽しい話じゃないですか!」って言って下さって、ホッとした時の顔が記事の扉の写真です。

この記事を読んだとき「文章が書ける人ってすごいなー」って、バカっぽいですが、率直な感想でした。ワタクシという人間がここに至るまでには、様々な要素が影響していて、自分自身ではクリアでないのです。いわきにUターンしようと考えたのも「商店街が寂しくなっていくのがいやだったから○○%、両親が高齢になってきたから○○%、東京はもういいかなーって思った○○%、30歳になったから○○%、、、、」な感じで。

一人で思考して楽しんでいるときは、ごちゃごちゃ感をそのままにしている方が好きなのですが、人に伝えるとなるとちゃんと整理、デザインしないといけません。自分の想いをきちんと明文化して頂くのが、こんなに気持ちがいいものだと初めて感じた記事でしたし、これからは自分もちゃんと自分を分析して、整理して伝えられるようにならないといけないな、と感じた出来事でした。(とか、言いながら、また思いつくままにnote書いているのですが…)


そして、この時取材に来て下さった小松理虔さんと、アシスタントとして来てくれた森亮太さんには、FAROが出来るまでも、出来てからもたくさんたくさん助けて頂いています。

「あなたの、その次を照らす宿」

はじめて聞いた時、びっくりして痺れてしまったけど、私が長い時間かけて話した取り留めのないイメージを、エスプレッソのようにギュッと凝縮して頂いた極上の言葉だと思っています。


あーーーグランドオープンのはずだった4/24からもうすぐ2か月。長ーーーいいプレオープンが続いています。今はこの場所を維持するために、様々な方法を使って運営していますが、FAROが本来の役割を果たせるようになるまで、その灯を失わないように、振り返りながらも少しずつ前に進みます。



宜しければサポートお願いいたします。頂いたお気持ちはコロナウィルス禍が過ぎるまでのFAROの維持費として使わせて頂きます!