SNSのトラブルを極力少なくするめに

ある学校から依頼をいただいて、小学校で「SNSトラブルを減らすために何ができるのか?」という内容で講師をした。

本来だったら、4年かけてじっくりとパソコン導入するはずだったものが、コロナの影響もあり、実質半年での導入となった。もちろんメリットデメリットあるが、必ず歪みが生まれてくるだろう。

かといって、半分デジタルネイティブの私は、タブレット導入にとても賛成。ただ使い方は、もっぱら保護者の協力は必ず必要になる。

なぜなら、タブレットは魅力的すぎて…子どもが自制することができないから。昔のファミコンやスーファミなど比ではないのだ。だって、友達とオンラインで繋がってゲームを進めることができるってめちゃくちゃ最高に楽しくないですか?それを自制しろって、本当に無理な話です。

そして、小学校でどんなトラブルがあっているかというと。
①LINEいじめ
②YouTubeの見過ぎで不登校傾向
③誹謗中傷
④リストカット
⑤ツイキャス内のトラブル
⑥Fortniteやりすぎ、プロセカやりすぎ
⑦課金 
これから、この問題がさらにさらに増えてくる。

だけど、これを学校だけで防ぐことは絶対に無理。
先生の中には、学校内のトラブルを仲裁するのはわかるけど、なんで、ゲーム内(教師にとっては時間外のことを)指導しなきゃいけないの?という方もいらっっしゃいます。

でも、これは誰が解決ということではなく、大人が全員で子供を守っていくという感覚が必要だと感じている。

タブレットを渡して、はい終わりではなく。日々指導していく。子どもにも保護者にもずーっと。さらに言えば、子どもから習っていく。私たちよりネットを使っている子どもたちは、確実に私たちより詳しい。
ということで、

子どもと保護者に必ず、指導すること
①保護者に本気で、管理をお願いする。
 ・子どものSNSのアカウントを把握する
 ・ルールを押し付けずに、決めて守らせる(低学年ほど重要、ルールがないと時すでに遅し…)
 ・事件の事例を伝える(特にその都道府県のSNSの事例が効果的)
  ちなみに、私の都道府県では、同じ区の中学校の制服が売買されていたり、
  私物の販売が行われていました。

ただ、保護者会にいらっしゃらない人もいます。そんな時は

②直接子どもに指導していく
・高学年だったら、自分の行く中学校でのSNSトラブルの事例
・低学年だったら、状況に合わせて指導していく。低学年でのトラブルの事例もたくさんあるので紹介するのも手です。

ただ重要なのは!!これだけ、子どもたちに危ないよって言っていてビビらせたいのではなく。

自分で上手に活用できるようになってほしいということ

そんなことを考えながら、日々タブレットとのうまい付き合いかたを子どもたちと一緒に考え中です。

これも けテぶれ と一緒で、大人も子どもも思考停止になってはいけないということだと思います。

考えれば!!!!楽しい!!!!


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