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シンガポールで「ぽんしゅグリア」が人気の理由。海を渡る清酒カップと意外な利用法。


初めてのシンガポール展示会

2年前、私たちはシンガポールに出向きました。

現地で行われる「JAPAN EXPO」という展示会にお声かけいただき、いろいろな商品をスーツケースに詰め込んで。

本来の目的は、酒粕の常温流通が可能になったため新たな日本の発酵食素材を広められたらということで酒粕パウダーや酒粕調味料などを主力商品としてブースを出しました。

ここでの様子を現地で取材いただき、Food Navigator Asiaという海外メディアにもFARM8の取り組みを取り上げていただきました。

おかげさまで私たちのブースは人だかり。

でもその話題の中心にいたのは酒粕商品ではありません。

せっかくシンガポールまでいくのだからと、念のために持っていった日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」に全員釘付けでした。

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珍しい形の瓶詰商品であることと。

そして中に何やら入ってる謎の物体は一体何なのか?

という正体不明な見た目。

確かに不思議な商品であることは間違いなかったかと思います。

ぽんしゅグリア全種

日本酒を入れた試飲をご用意したのですが、中には宗教上お酒が飲めない方も多かったので、紅茶やウーロン茶を入れた試飲を出したところ、これも大絶賛でした。

フルーツフレーバーティーになったのです。

実は時を同じくして、現地では自分で果物とお茶の種類を選んでテイクアウトできる「フルーツフレーバーティースタンド」が大人気。

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なるほど文化が違えば楽しみ方も違う。とても勉強になります。

多くのお客さんやバイヤーの方々から

「是非、シンガポールで販売してほしい!!」

というたくさんのお声を頂き、帰国後はどうやって出荷しようか、どうやって現地で販売しようかと必死で情報収集を進めていきました。


海外メディアから続々取材依頼

実はこのぽんしゅグリア、シンガポールだけでなく、台湾でも注目を浴びたことがあります。

台湾で有名なデザイン雑誌や、香港の大手旅行メディアU Magazineにもぽんしゅグリアを取り上げてもらったことがあるのです。

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ついに海を渡った、ぽんしゅグリア

海外に商品を出荷する、海外で販売するというのは容易ではありませんでした。

どうやって、誰が船まで運ぶのか。

船はどうやったら荷物を積んでもらえるのか。

港からディストリビューターまでどうやって商品が届くのか。

現地での営業活動はどうするのか。

海外で商品を販売するという事の大変さを、調べれば調べるほど痛感しました。

諦めかけた時、希望の光が差し込みます。

シンガポールのチャンギ国際空港が、新しくなったのをご存知でしょうか。

そこにJR東日本のお店ができ、ここにぽんしゅグリアが採用され、ついに海を渡ったのです。

日本酒と日本の果物が出合うとき、新たな日本酒の世界が広がります。


シンガポールでぽんしゅグリアが買えるお店

チャンギ国際空港を訪れる、世界中の人たちにこの体験を届けたい。

もし、見かけたら是非お手に取ってみてください。


店舗の詳しい情報はこちら。

チャンギ国際空港(Jewel Changi Airport)1階 「JW360」内

日本酒カクテル「ぽんしゅグリア」

開発運営元 株式会社FARM8



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