自分の料理遍歴を振り返る

こんばんは。今朝は飼い猫に起こされました。
まだ眠い私の枕元でニャオーンニャオオォーンとけたたましく鳴いては、顔面パンチと顔面噛みつきのコンボで容赦なく叩き起こしてきます。
ちなみに奴は夫を噛むことはありません。私だけです。彼の中ではしっかり序列を付けていて、どうやら私は家庭内ヒエラルキー最下層のようです。

さて今日は料理の話でもしようかと。
料理ネタはこれまでにも複数投稿していますが、実はここ数ヶ月は体調不良にかこつけて炊事をかなりサボってました。
最近になってようやく再び料理しようという気力が湧いてきて、レシピサイトを日々眺めては今度これ作ろうあれもやろう…と妄想を繰り広げております。
最近は「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ・三國清三氏のYouTubeをよく見ています。

とはいえ、料理はもともと好きなわけでもなければ当然、得意なわけでもありません。むしろ今でも苦手意識が強いです。
実はつい5〜6年前まで、キャベツとレタスの区別すら付きませんでした。両方とも葉物野菜だし、色も形もなんか似てるし…と。
当時「キャベツ レタス 違い」とかでGoogle検索もかけましたが、常識的に区別が付いて当然…と言わんばかりの検索結果が並び、私の求めていた「こっちがキャベツでこっちがレタスです」という明確な情報は得られませんでした。
なので、もしもスーパーへ行ってキャベツのコーナーに「レタス」って札があったら、恐らく私はレタスとして買っていたと思います。
もっと遡れば、幼少期はおつかいで玉ねぎと間違えて「ねぎ」と札が掛かっていた長ねぎを買ってきたこともあったので、既にこの頃から素質はあったのかもしれません。

それでも、そんな頃から比べたら現在はだいぶマシにはなりました。
もちろん数々の失敗もしました。味噌汁に入れたじゃがいもや大根が生だった…というありがちなヤツから、2時間以上かけて仕込んだハヤシライスが黒焦げになったり、作ったエビのスープが不味すぎて自分の料理を食べて自分で吐いたり、パウンドケーキがオーブンで爆発してあわや大惨事…というか火事になりかけたことも。
というか最近でも時々やらかします。なんなら今日のお昼も、茹で上がったパスタを湯切りする際にうっかり鍋を食器スポンジのラックに引っ掛け、ザルにスポンジが入ってパスタが泡だらけに。泣く泣くお湯を沸かすところからやり直しました。

相変わらずレシピを見なければほとんど何も作れませんが、けれどもそれでも、ようやく基本中の基本が分かってきたというか、
例えば具材が複数ある時の炒める順番とか、そろそろ煮詰まったり焦げたりしそうだから火を弱めとくか…とか、
これ煮込んでる間に別の下ごしらえ出来そうだからやっとこうとか、少しは自分の頭の中で考えながら作業できるようになってきた気がします。キャベツとレタスもちゃんと見分けがつくようになりました。
私は実家にいる時にほとんど台所に立ったことがなかったのですが、小さい頃からよくお手伝いをしていたり、料理をする機会が多かった方なら既にこれらを当たり前に出来る方がほとんどだと思います。
そういった経験がなくても出来る方にはきっと難なくこなせてしまうんだと思うのですが、残念ながら私は数をこなし、何度も失敗しないと学習しないタイプのようで…。
今後も色々やらかしつつ、少しずつでも上達していけたらいいなと思います。

ちなみに、今夜のおかずはクリームシチューです。
食材ストックの奥の方から去年の冬に買った賞味期限間近のルーが出てきたので、野菜室の余り野菜と冷凍ブロッコリーをぶち込んで煮込むだけ。
ホワイトソースは自分で作ると腕も疲れるし失敗しやすいですが、市販のルーは何もしなくても味が決まります。なんて素晴らしい。
食品メーカーさんの企業努力のお陰ですね。ありがとうございます。