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無性に食べてみたいアレ

こんばんは。今日はお昼に電車を乗りついで市内のラーメン屋さんへ数カ月ぶりに訪問し、博多とんこつラーメンを美味しくいただきました。
夜は家にあるさつまいもでも焼いて食べようかと思っていましたが、野菜室のほうれん草がしなびかけているのを思い出し、ちょうど玉ねぎやカレー粉もあったので『きょうの料理』のサイトでレシピ検索してほうれん草カレーにしました。
ほうれん草ペーストを作ろうにも、フードプロセッサーの組み立てと洗う作業を考えた瞬間面倒くさくなってしまったので、包丁でザクザク切って煮込むだけ。うむ、ラクチン。
食後のデザートに先日祖母が送ってくれた柿をつまみながら、プロ野球日本シリーズ・オリックス対ヤクルトの試合をテレビで観ています。
個人的な推しはバファローズの山本由伸投手ですが、両チームとも頑張って欲しいですね!

そんな感じで今日は食を満喫していますが、最近無性に食べたくなるものがありまして。
それがこちら。

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この、画像の右側の白いソーセージ。
ヴァイスブルスト」というソーセージです。

興味を持ったきっかけは、少し前に読んだ浦沢直樹さんの『MONSTER』という漫画でした。

浦沢直樹さんと言えば『20世紀少年』や『MASTERキートン』など名作が勢揃いですが、実はどの作品も今まで読んだことがなく。
中学時代、クラスの友人がこの『MONSTER』を「面白い!」と読んでいたのを最近ふと思い出し、時間的に余裕のあるこの期間にチャレンジしてみることに。
結果、最終巻まで一気読みしてしまいました。

で、作中で主人公・Dr.テンマと行動を共にしている少年・ディーターがこのヴァイスブルストを食べるシーンがあるんですが、これがまあ美味しそうで美味しそうで。
ドイツの本場ソーセージ、オクトーバーフェストなどの屋外イベントでビールと共にいただいた事は今まで何度かありましたが、そう言えば白いソーセージって食べた記憶がないなぁ…と。

Wikipediaの記事によれば、ヴァイスブルストはとても傷みやすいソーセージだそう。
そのせいもあるのか、近所のソーセージ屋さんをいくつかネットで検索してみても、取扱ってるお店は限られていました。
ソーセージの両端を切り落として、皮から中身を吸い出して食べるのが伝統的な食べ方なのだそうです。

この作品に限った話ではないですが、漫画やアニメ、または小説や映画などに出てくる食べ物って時々すごく魅力的に見えるんですよね。
有名どころで言うと『ジブリ飯』として取り上げられるラピュタパンとかサツキのお弁当とか、あとは映画『ハリー・ポッター』でハリー達が飲んでいるバタービールもすごく美味しそう。
…なんですけど、グルメがメインテーマの作品にはなぜか私はそれほど興味が湧きません。
見ているだけでお腹いっぱいになってしまうのか何なのか、理由はよく分かりませんが…。
作中でさりげなく挿入される食事シーンの方が、後になってからもずっと印象に残っていたりします。

というわけで、ヴァイスブルスト、近いうちに挑戦してみたい。
できれば他のソーセージや、ハンバーグとかジャーマンポテトとかポトフなんかも食卓に並べて、さながらオクトーバーフェストな気分を味わいたいです。ここにドイツビールが揃えば、完璧。