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無職だから【VS親知らず編】

こんにちは。昨晩は久し振りに食べ過ぎと飲み過ぎで気持ち悪くなり、収まった頃に突然お茶漬けが食べたくなったので深夜の3時に米を研いでました。お酒を飲んだ後のお茶漬けってなぜあんなにも美味しいのでしょうか。

今日は何だか無職であることを開き直っているようなタイトルですが、「私が無職になったからできたこと、できたもの」について、これからいくつか書いていこうと思います。
元々は1つの記事に複数の「できたこと/もの」を盛り込んで書くつもりでしたが、1つ目が思いの外長くなってしまったので何回かに分けます。昔から、要約というものは苦手です。

今回は「親知らずの抜歯編」です。

親知らずを抜こう

親知らず。
これは私の主観ですが、抜けるならば早いうちに抜いておいた方がいいと思います。ちなみに私は10年以上放置したのち、昨年になってようやく全部抜歯しました。
高校生の時に虫歯の治療のために行った歯医者さんで歯のレントゲンを取り、レントゲンに写った4本の親知らずに絶望しました。
しかも下の2本は真横から生えてました。

思えばこの時に抜いておけば、治療費も両親に出してもらえたでしょうし恐怖感もそこそこに終わっていたような気がします。
なんというか年を重ねるごとに「親知らずを抜くこと」への恐怖感って増していくんですよね。「下の親知らずはもはや手術」「いや手術というより突貫工事」「地獄」などの噂や、周囲の壮絶な抜歯エピソードとかも耳にしましたし、抜歯のために午前休を取った職場の後輩ちゃんが午後になってパンパンに腫れた頬で出社してきたのも見ました。

雪だるま式に大きくなってゆく親知らずへの恐怖、しかし、いやそれ故に「今忙しくて有休取りにくいから」「私はまだ大丈夫だから(根拠なし)」とか、何だかんだ理由をつけて先へ先へ延ばしていました。問題の先延ばしです。よくないやつ…

私が無職になってから歯医者さんへ行ったきっかけは別の歯の虫歯だったのですが、やはりそこでもレントゲンを取られ、親知らずの存在を指摘されたので「じゃあこの際だから親知らず全部抜いてほしいです」って思い切って言って抜いてもらいました。

時間だけはあるからいつでも何度でも通院できるし、もし今後妊娠したとしたら歯が痛み出しても治療できないし、それなら今しかない!と。
私の頭の中の林修が叫びました。


いざ抜歯

上の2本は一瞬で終わりました。麻酔したので抜歯時はもちろん、抜歯後の痛みも全くと言っていいほどありませんでした。
下の2本は、噂通りの砕いてかち割って…という感じでした。砕かれた歯は怖くてちょっと直視できませんでした。
そして、抜歯の最中は麻酔が効いているので痛みはほとんどなく、本番の痛みは麻酔が切れた後なので早めに痛み止めを飲んでおいたほうがよい…というネットの情報も正しかったです。先んじて親知らずを抜いてくれたみなさん、ありがとう…

私の場合はたまたま近所に親知らずの抜歯をやってくれる歯医者さんがあったので、通院のたびに1本ずつ抜いてもらっていました。
でも口腔外科のある病院なら2〜3日入院して全身麻酔で一気に抜いてもらうことも出来るので、金銭的に余裕があって、いちいち通院するのが面倒だったらそっちの方がいいと思います。

だけど痛み止めを飲んでいてもジンジン痛む感じが私はあったので、おそらく仕事をしていたら業務に全く集中できない気がします。
抜歯のために有休を消化してしまうのも何だかもったいない気がしますし。そう考えると、今のこの時期に抜いてもらってよかったです。いや本当はもっと若い頃に抜いておいた方が絶対良かったけど…


ちなみに

っていうか親知らずの抜歯よりも、親知らず以外の虫歯の治療の方が個人的にはツラかったです。
結構神経をやられてたみたいだったので初めて根管治療というものを受けたんですけど、これが痛かった。

麻酔をかけながら専用の針を歯の内部へ入れていって、死んでる神経を針で掻き出す…という作業らしいのですが、麻酔の効きが甘い部分に針が触れるとすごく痛いのです。思わず「ウッ」と声が出る痛み。
その様子を見てまた麻酔を追加し、針を奥へ奥へと入れていき、痛かったらまた麻酔を追加して…という具合でした。

痛みも嫌なんですけど、針を歯の中へ入れる時に「ピッ、ピッ、ピッ♪」みたいな、妙に軽快な電子音が鳴るんですよ。
音が鳴るので針が確実に奥に入っていってるのだけど、自分からは見えないし麻酔がかかっているしでどの辺りまで入っているかは全く把握できず、しかし痛みは突然来るという。
来たるべき痛みに備えて身体と精神は常に緊張状態で、何が起こっているのかは分からず、電子音だけが鳴り続ける。私のSAN値、というか精神ゲージがゴリゴリ減っていきました。出来ればもうやりたくない。


総括

歯は大切にしましょう。