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「猫ちぐら」が可愛い

Wikipediaってすごいですよね。「こんなどうでもいいこと調べるのは私くらいじゃないかな」と思いながら検索してみても、しっかり記事になっている。学生時代はレポート作成の際よくお世話になりました。私は真面目な学生でしたので、もちろんコピペなんてしてませんよ。恐らくは。たぶん。…きっと。

最近は全国各地の自治体をひとつひとつWikipediaで検索して、その自治体の基本情報を調べるのにハマっています。コロナ禍で外出がままならないので、せめてお出かけ気分だけでも…という気持ちもあります。

皆様ご存知の通り、一つの記事には膨大な量の情報が詰まっています。例えば「世田谷区」の記事ならば、「東京都の区部西部に位置する特別区」という出だしに始まり、面積や総人口という基本情報から、地形や気候や地域区分、政策や公共施設の情報に拠点を置く企業や観光地、出身有名人までありとあらゆる情報を知ることができます。世田谷区は東京23区の中で現在一番人口の多い区だそうですよ。知りませんでした。

で、そんな調子である日Wikipediaの「新潟県関川村」(新潟県北部にある村)の記事を見ていたら、「経済ー主な産業」の項目に「猫ちぐら」と書いてありました。

猫ちぐらって何だろう?猫を飼っている私は思わずリンク先をクリック。「猫ちぐら」の記事に飛びました。引用します。

猫ちぐら(ねこちぐら)、猫つぐら(ねこつぐら)とは、新潟県および長野県産の稲わらを編んで作った猫用の寝床の一種。新潟県関川村、秋山郷(新潟県津南町と長野県栄村)、新潟県長岡市小国[1]・山古志[2]、新潟県出雲崎町[3]の民芸品である。関川村および長岡市山古志、出雲崎町[3]では「猫ちぐら」と呼び、秋山郷および長岡市小国では「猫つぐら」と呼ぶ。

(Wikipediaより)

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どうやらこんな形の、天然のわらで作られた猫ちゃん用ベッドのようです。

か、か、かわいい。うちの猫がこの中に入ってのんびりくつろいでいる姿を想像して、思わず口元が緩みました。なんと素敵な民芸品でしょう。

この「猫ちぐら」、職人さんがひとつひとつ手作業で作られているそうです。Wikipediaによれば、注文してから商品が届くまで数年かかるのだとか。「関川村猫ちぐらの会」のサイトもありましたので、リンクを貼っておきます。こちらのサイトから注文することができます。ワンちゃん用もあるみたいです。

我が家の猫はラグドールという大型の猫種なので、恐らく特大サイズでないと中に入れない気がします。となると、うーん、ちょっと気軽に買えるお値段ではありません。もちろん、それだけ手間がかかっているので当然かと思います。

でもやっぱり可愛いなあ。いつか仕事するようになってお金が貯まったら、購入したいです。うちの猫が気に入ってくれたらいいけど、なにせ普段はダンボールの中が大好きな、なんとも安上がりな猫。猫ちぐらとの相性は未知数です。