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ミニ日経先物のマイルール


損失と利益の確定

投資の難しさは、自分で決めたことを守れないことだと思う。
具体的には、「損失を受け入れらないこと」「利益を伸ばせないこと」の二点だ。
もちろん、投資は勝つこともあれば負けることもあるが、期待と結果が一致しないうちは安定して勝つことは難しいだろう。
そこで、冷静な時に、冷静に判断するためのマイルールをあらかじめ決め、冷静になれない状況下において、自分が行おうとしている売買や保有の継続がマイルールから逸脱していないかチェックすることにしている。

マイルール

そもそもマイルールに100%の勝利を求めてはいけない。自分の投資スタイルに合わせ、実行可能なルールを作る必要がある。特に重要なのは「買い時」と「売り時」のデッドラインを具体的に決めること。さらに、投資資金からどれだけ投入するかを明確する必要がある。

ミニ日経先物は、少額な資金で大きな金額を取引できるレバレッジ取引が魅力だが、利益を得る以上に大きな損失を被ることもあれば、時には資金不足まで追い込まれる可能性があることも忘れてはいけない。

具体的に私のマイルールを紹介すると、

  1. 30分足で、トレンドを確認してから順張りでエントリー

  2. 逆指値を入れて、利益が増えるごとに逆指値を上げる

の2点になる。

しかし、このルールがなかなか守れない。
理由は、トレンドがなかなか形成されないため、エントリーポイントまで待つことができず、無駄なトレードをしてしまうからだ。
結局、リアルタイムで株価の動きを見られる環境でないと先物は難しいかもしれない。

なぜルールを守れないか

大きく負ける原因は、逆指値を入れないかだ。
マイルールで決めているにも関わらず、逆指値を入れるルールが守れない。
特に勝ちが続くと自信過剰になり、逆指値をするのを怠ってしまうのだ。
どこかに、「逆指値をしなくたって勝てる」という根拠のない自信があるのだろう。たまたま逆指値を入れなかったために、その後に反発に救われたこもともある。そういった想定外の値動きがまたあるかもしれない、といった期待が冷静な判断を鈍らせるのだ。

ルールを守れない場合の対処法

ルールを守れない場合の対処法は、撤退することです。
自分を守れないのであれば戦わないことが生き残ること。
ルールを守れる場合にエントリーし、エントリーした場合は、かならず逆指値を入れる。
感情的になってはいけないのだ。

おわりに

マイルールをもつことは重要なので、日々のトレードで精度が高く、守れるマイルールを作り、トータルで勝てる投資家を目指しましょう。
続けることが勝つこと。一度に大きな資金を失わないことが負けないこと。
頑張りましょう。