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3年越しに咲いた金木犀の花

3年前、我が家のちょっとした庭に金木犀を地植えしていた。
車を停めるために、伐採することに。
根本から伐採したにも関わらず、新しい枝がが出てきた。
かなり生命力があると思い、植木鉢に植え替えた。

そこから葉っぱが生え、ぐんぐん育ってはきたものの、花はずっと咲かずにいた。

そして、3年の月日は経ち、この秋やっと蕾になり開花した。

玄関出るとほんのり香る金木犀

今の季節、道を歩いていると、ふんわり金木犀の香りがする。
私は金木犀の香りが好きだ。

だから、我が家でその香りを楽しめることはとても嬉しい。

心を温かくしてくれる。

いつか花咲くその日まで


努力・忍耐・根性なんて書くと、古くさいけれど、その時その時できることを、ただただ愚直に行う。

辛く感じることをやり抜くことを強いるのとは違うけれど、地味に見えることを愚直にどれだけ取り組み続けることが、花咲く日を迎えられることに繋がると思う。

ただの枝からやがて新芽が出て、
長年花は咲かなくても立派に生き抜いた金木犀の姿を見ると、勇気が湧いてくる。

いつか花が散る日は訪れる。
でも、またいつか花咲くその日まで健気に生き続ける金木犀を見守っていきたい。

そして、私もその時その時できることを愚直に取り組んでいこう。

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