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第28回:番外編ポケットモンスターバイオレット所感

『ゼノブレイド3』が終わったので、次は何のゲームをやろうかなぁと考えていました。

そこで白羽の矢が立ったのがあのポケモン最新作『ポケットモンスターバイオレット』です。

バイオレットが出てからだいぶ経ちますが、私はまだ未プレイでした。

ポケモンシリーズは、基本的に本編が出る度にプレイをしていますが、今回は見送っていたんです。なぜならポケモンに飽きが来ていたからです。

私はいわゆるポケモン世代で、始まりは周りより一足遅くブルーバージョンからでした。

当時はモンスターを捕まえて友達と交換できるというシステムは画期的で、とてもハマっていました。モンスター好きな私からすると夢のようなゲームだったのです。

そんな夢溢れる作品なのは間違いないのですが、ポケモンを捕まえ強くしてポケモンリーグ制覇という道筋は毎回一緒で、細かな違いはあれど、その流れに飽きが来てしまったんです。

加えて、私がポケモンをやる時に1番楽しみにしているのがモンスターなのですが、これが一新されていて欲しいんですよね。つまり、初代やルビーサファイア、ブラックホワイトのようにクリアまでは全てが新モンスターという状態を楽しみたかったんです。

その2点から、今回のスカーレットバイオレットは購入を見送っていました。

そんな中、巷の声や友達には面白いと好評で、それなら試しにやってみようと思い、購入を決めました。

結果、買って良かったです。

確かに、過去作と比べて自由度は増していますが、やはりポケモンリーグ制覇は一つの目的になっているし、モンスターは一部新モンスターという仕様ではありますが、私は満足しています。

なぜなら、バイオレットをプレイした時『星で発見たまごっち』『チョロQHG2』『ドラゴンクエストVIII空と海と大地と呪われし姫君』をプレイした時の感覚になったんです。

これはどういう事かと言うと、そこには世界が確かに存在すると言う事です。

朝日が昇り、夜には沈んでいく事や、風になびく草原、山間部を歩いていると突然雨が降ってきたり、遠くに霞む山々、夜にはライトアップされた街を眺めたり、そういったごく当たり前だけれどゲームだと省かれがちな要素がしっかり表現されていて、世界が間違いなく存在していました。

この世界の作り込みに感動し、ハマってしまいました。

しかも、良い意味で粗があるんです。
これもゲームらしいゲームという印象でとても良いです。

現在、3つ目の街でジムリーダーに挑む所なので、まだまだ先は長いですが、ずっとこの世界を旅していたいという気持ちになっています。

この世界の作り込みが、今後のポケモンのスタンダードになって欲しいと願ってやみません。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!

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