日常をもっと彩りあるものに - ピースフル権化
この記事は蒼井ブルーさんが書かれたピースフル権化という本の紹介だ。これは、普段だったら絶対手にとらないような本。でも読んでみたらすごく良くて、たくさんの人に読んでほしいと思ったので、その思いをかたちにする。
どうしたら読んでもらえるのか考えた。いつもは自分本位でただ自分の書きたいことを深く考えずに書いていたけど、今回は本気で読む人に伝わってほしいと思ったから。
この本のジャンルはエッセイだと思う。思うというのは、私は本のジャンルに詳しくなくてよく分からないからだ。こういう何について書いているのか一言で説明できず何のために読むのかよく分からない本が私は苦手だ。というか、興味がない。
今回私がこの本を手に取ったのは最近新しく関わりを持った方(出会いに感謝!!)が激しくおすすめしていたからだ。こんなにおすすめされているのなら、いつもの自分の殻を破って新しいものを試してみようと思ったのだ。
私がこの本を読むきっかけになった記事はこちら。
「某月某日」と日記形式でその日にあったことや感じたことが淡々と綴られていく。嬉しい日もあれば、悲しい日もある。いいこともあれば、いやなこともある。どのエピソードを読んでも激しく共感するし、たまには声を出して笑ってしまう。
特に好きなのが注釈。
「明日は、クリエイティブ系の有名人たちに交じって、ある仕事に呼ばれている。最初、内容が大役すぎたので恐縮して辞退したのだが、２００回くらい押されて結局引き受けた。実際は２回だが。」
この最後の1文。分かる。その気持ち分かるよー！好き。
って思うことが何回もある。
私は心に響いた部分を後からも読み直せるように写真に撮っているのだが、ページをめくるたびにシャッターを押す手が止まらず、撮った写真はかなりの枚数になった。刺さる言葉の連続に、もうこれ以上受け止めきれないと嬉しい悲鳴をあげながらも読み進めていく。
改めてこの本を読み返したときには、きっと刺さる言葉が変わってくるんだろうな。自分が変わるとともに受け取り方も変わっていく本だと思う。
自分に正直に素直に丁寧に綴られた感情たち。私も自分の心にもっと意識を向けてきちんと言葉にしてみよう。そうしたら世界はもっと彩りあるものに変わっていく気がする。
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