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ダブリンでの生活(北アイルランド旅行)

皆さま、大変ご無沙汰しております。
横断バッグです。
7月に入り、僕の故郷静岡では40度を超えたとニュースになっておりますが、
こちらは日中でも最高気温が25度ほどのため、そこまでは暑くないですが、
朝晩はむしろ冷えるため、常に長袖で生活しております。
5月から始めたホテルでの仕事(清掃員)にも慣れてきました。
とはいうものの、シフト制で土日は基本出勤で平日休みのため、この平日休みをどう有意義に過ごすかということに全力を注いでおります。
そして先日の休みに北アイルランドへ行きましたので、今回はその様子を書いていこうと思います。

6月某日、仕事を終えた僕は市街地のバスターミナルにいた。
この日は仕事が夕方に終わり、翌日は休み。そのため、仕事終わりの高速バスで、
北アイルランドにある最大都市ベルファストへ行こうという算段である。
北アイルランドは、アイルランド島内にあるが、歴史的背景から英国領になっている。
入国に際してパスポートチェックはないが、英国のEU離脱のため、通貨が異なるのだ。
僕も出発前に念のため10ポンド(2,000円ほど)を両替した。

夕方17時20分発の高速バスに乗り込む。ベルファストまでは2時間半ほど。
車内はトイレやUSBポートがついていて日本の高速バスと同じ感じ。
コーヒーを飲んで、うたた寝していたら、ベルファストのバスセンターに到着。
お腹がすいていたので、早速近くのパブに入って、ウイスキーとフィッシュアンドチップスを注文。ボリュームがあっておいしい。個人的にはすりつぶしたグリーンピースがいい味を出している。力仕事をやった後にはもってこいの一品であっという間に完食。
大満足でパブを後にして今日の宿に移動。宿に到着後、すぐに眠りについた。


翌日の朝6時30分にホテルをチェックアウト。昨夜ベルファストに到着したばかりだが、いったんベルファストを離れる。中心駅から鉄道+バスに揺られること2時間半、ブッシュミルズという町に到着した。この名前は知っている人もいるだろう、かの有名なウイスキー「Bushmills」のお膝元である。バス停から徒歩10分ほどにあるブッシュミルズ蒸留所へ。
10時からの朝一番の見学ツアーを予約したのだが、30分ほど前に到着したため、開場時間まで待機。フレンドリーな係員さんが鍵を開けてくれて、一番乗りで会場入りした。公共交通機関で来たのは僕一人だけのようで、どうもほかの見学者は自家用車(ドライバーは試飲時ソフトドリンクを提供)か旅行会社が企画するツアーで参加されているようで10時前に多くの見学者が入ってきた。


ガイドさんの案内でツアー開始。日本でもよく飲んでいた銘柄であり、最古のアイリッシュウイスキーブランドのため、とても興味深く見学。見学会後の試飲では、日本ではあまり出回らない12年物のウイスキーがあり、早速試飲。う~ん。何がどうとか細かいことが言えないが、とにかくうまい。このために仕事を頑張っているようなそんな感じがする。1時間ほどで見学会が終了。みんなが大型バスや自家用車に乗り込む中、徒歩で蒸留所を後にする。

往路と同じバス+鉄道でベルファストに戻る。がしかし、連日の仕事の疲れと朝から飲酒したのも相まって、帰りの列車内で爆睡してしまい、降りる駅を乗り過ごす。偶然、次の駅で目が覚めたのが幸いだった。急いで地図アプリとにらめっこし、市内バスに乗って、港の方に向かう。独創的な建物が見えてきたところでバスを降りた。ここは、タイタニック博物館。建物は一見、大阪の海○館に似ているところがあるが、ここでかの有名なタイタニック号は建造された、いわばタイタニック生誕の地である。博物館の隣にはタイタニックが建造されたドック跡がある。博物館内では当時の豪華客船の建造の様子や客室のモデルルーム、さらにはタイタニック号が氷山に衝突した後の電報の内容まで詳細に展示されていた。思った以上に見入ってしまい、2時間ほど見学。博物館を出たときには帰りの列車の時間が迫っていた。

帰りはダブリンまで鉄道で帰るわけだが、今回自分が予約したのは座席未指定の割安チケット。これは空いている座席があれば座れるというものだが、ベルファスト・ダブリン間は超人気路線ということもあり、席は予約で満杯。やむなく2時間ほど立席で移動。こうして20時過ぎにダブリンに帰還。ウイスキーとタイタニックを巡る旅が終わった。行きたいところには行けたが、当初二日かけていくような行程を無理やり一日に詰め込んだので、移動が大変で、案の定疲れた。まあこれも経験ということで、次回以降の旅に生かしていきたいと思います。それでは、また。

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