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【2020.06.27】敗因整理。

今日は42kmランを目指していたが、残念ながらリタイア。20km地点で一度ダウンしてしまい、補給と休憩で回復したものの、闘う気力が完全に萎えてしまった。「家までは走る」とだけ決めて31kmまでは粘ったけれど、その間ずっと「1秒でも早くやめたい1秒でも早くやめたい1秒でも早くやめたい......」とマントラのように頭のなかで繰り返していた。

さっきまでちょっと凹んでいたけれど、パピコを食べて回復。偉大なるパピコ。次回に向けて、敗因をちゃんと整理しておきたい。

と言っても、「メンタルの弱さ」の一言に尽きるのだけど。

終盤も脚には余裕があり、走り終わったいまも普通に歩けている。これはコロナでなまっていた身体が復活しつつある兆しで喜ぶべきことなのだけど、問題は、「身体が大丈夫だったにもかかわらずリタイアした」ということ。あの「1秒でも早くやめたい」症候群によって。

ただ、これを「メンタルが弱かった」で済ましていたら「じゃあ滝行だ」とか言い出し本質を外しそうなので、問いを立ててみようと思う。


「なぜ今日はメンタルがもたなかったのか?」


これまで走ってきたウルトラマラソンの辛さは今日の比ではないので、「心が弱ってからも走る」という力は、自信過剰にならないように気をつけつつ考えても、それなりにはあると思っている。

けれど、今日はダメだった。それはなぜなのか。

パピコのおかげで冷静になれたので、いまになってだいぶ見えてきた。


●「これは本番ではない」という意識があった。

もしも今日が大会本番だったならば、誓って言える、間違いなくあと11km走り抜いていた。這ってでも行くし、そもそも今日は這わなければならないほどのダメージはなかった。

どこかで、「本番じゃないし、いいよね」という意識があったのだと思う。いや、あった。

まずは、これが最後踏ん張れなかった根本要因。


●暑かった。

甘ったれ全開であることこの上ない理由だけど、これも要因。もう少し正確に言うと、「身体が暑さに慣れておらず、気持ちまでダラけた」。

去年7月の北オホーツク100kmマラソンでは、北海道の最北地といえど、気温は30度を超えて今日より暑かったし、日差しもかんかん照りで、暑さの苦しみは今日の比ではなかった。

それでも走れたのは、暑くなってからのランを積み重ねて身体をある程度暑さに慣らしておいたから。効いていたかは不明だけど、意識してサウナに長い時間いる練習もしていた。ここ数ヶ月は銭湯を控えているので、その練習もできず。

「曇っているしそんなに暑くならないだろう」という慢心もあったので、思いの外暑くて、20km地点でのダウンからの復活後、もうかったるくて気合いが入らなくなってしまった。

この要因は、これから気温が高いなかでの練習を重ねることで克服できると思っているので、そんなに気にしていない。


●そもそも、一度ダウンしてしまった。

その大きな要因は、「水分補給」だと思う。ダウンしてからポカリとコーラと味噌汁をガブ飲みしたけれど、あっという間に吸収された感じて、その後走っても全然お腹が痛くならなかった。

今日はタンクを積んでこまめにチューチュー吸っていたけれど、おそらく全然足りていなかったのだと思う。これは水分補給の技術不足。「もう何度もやっているし、補給の間隔は掴めているだろう」という慢心があったはず。大いに反省。


他にも思い当たりそうだけど、日付回る前に書き終えるルールなので、ここまで。

また来週から頑張ろう。

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