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パーパス、なんでス?(中編)

おはようございます、こんにちは、こんばんは。FantaRegista尾田です。

今回は前回の続きです。会社を卒業し、自分の夢を追うぜなんてイキガッたはいいものの、パーパスが感じられない、と師匠のご指摘を頂いた僕は、「自分の深海」に潜りなおすことにしたのでした。

「自分の深海」については、今後投稿予定の『コピーの神様は、深海にいる。(I先輩に捧げる)』で詳しく書くつもりですが、雑に言っちゃえば自分の根本とか原点とかインサイトみたいなものです。

どぼーん、ぶくぶくぶく、、、。

そもそも僕は、何がしたくてこの会社に入ったんだっけ?
何が好きだったんだっけ、、、??

CMが好き。それは間違いない。
若い人たちにはピンとこないと思うけど、
「丸大ハンバーグ(ハイリホー)」
「ピカピカの1年生」
「ライオネスコーヒーキャンディ」
「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい。」
「こみ上げてくる気持ちにしか、できないことがあります。」
「君の次に、あったかい。」、、、

幼い頃に見た、何十年も前の、たった15秒とか30秒の映像が、
いまだに僕のココロをざわつかせる。

YouTubeどころかビデオさえない時代の、
一期一会的切なさも相まって、余計鮮やかだった。

子どもだったから実際はあんまり分かってなかったと思うけど、
何かを感じていた、何かが伝わっていた、と思う。

そう、ほんの短い秒数(当時は15秒とか知らんかったが)なのに、
なんかすんごい伝わってくる、、、。
そういうのがスゴイな~と思っていたんだ。

その後僕は英語が好きになり、某大学の英語学科を卒業することになるが、それも思えば言語が違って通じ合わないはずが、「アッ!そういうことを言ってるんだ!」と分かった(伝わった)時の感動が好きだったんだ。

伝わる、とか、通じ合う、とか。

僕がサッカー(フットサル)好きなのも
ゴールの瞬間よりピンポイントパスが通った時だし、

ガンダムが好きなのもニュータイプのダイレクトな感情伝達能力というか
精神感応というか、すんごい伝わってるじゃーん!みたいなとこだし、

そもそも自分がいま生業としているコピーライティングって、本来興味なかったり知らなかったりするモノやコトをワガコト化させる(その良さが伝わるようにする)ことであるので、、、
要は、そこなんじゃないかなーと思い至った。

だいぶ脱線しましたね、、、(;'∀')
つまり、自分が好きなのはCMとかサッカーとかガンダムそのものではなく「ああ、伝わっている」という瞬間ではないのか、ということを深海から
持ち帰りました、というおハナシです、、、。

で、その「伝わる」をどうしたいんだっけ???
それに対して、僕が存在する意義は、、??(パーパス)

という問いが次に立つことになり、
僕は深海から水面へと、徐々に上がってゆくことになるのです。

(さらにつづく)

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