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わたしが指名される理由

前回の記事を読んでいない方のために改めて自己紹介します。FANPANY/CEO高山です。芸能人・モデル・インフルエンサー・クリエイター・アーティストの方々(以下タレント)に、広告やイベント出演の依頼と条件交渉などをおこなうフリーランスのキャスティング・ブッキングやさんをしております。私へのお仕事は、広告代理店様やスポンサー様から直でご相談を頂くことも多いのですが、タレントの誰々をキャスティングしたいという指名ではなく、「私」にタレントの提案〜キャスティングをして欲しいという「私」個人への指名案件が多いのですが、その理由と、指名をもらい続ける方法について書きたいと思います。

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初回の記事からかなり時間が空いてしまいました・・・。今現在、フリーランスで何の看板もないですが「高山裕加里」という個人と一緒に仕事をしたいと思ってくださる方がいてくれるということはとてもありがたく、私を指名をしてくださる方には、どんな小さな案件でも受けるようにしています。
結果的にスポンサー様やタレント側にお役に立てないと予想が付くものに関してはお断りすることもありますが、普段お世話になっている方からのボランティアは無償でお受けしています。
初回のnoteでも書いてますが、指名案件をタレント側にお持ちすることは、条件交渉をおこなう際の決め手にもなりますし、このお仕事を継続するにあたり、とても重要な要素になります。

FANPANYが指名され続ける理由

手前味噌で恐縮ですが、今現在、キャスティング会社やインフルエンサーマーケティングの会社は多数存在する中、私にご依頼いただくスポンサー様からは「人選が良い」「細かやに動いてくれる」「効果があった」「金額が良心的」など、ありがたいお言葉をよく頂きます。
恐らく、この中で差別化ポイントとなっているのは「人選」の部分と思っております。
なぜなら、その他の「細やかな動き」「効果があった」「金額が良心的」は、他の誰か、でも頑張ればできることだと思うのです。
「人選」だけは、これまでの経験と予測からしか感じることができない感覚であり、「カリスマ性」が出る部分と思っています。

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「人選」のカリスマ性とは

ひとことで言うと、蓄積された「人」の情報を適切なタイミングで出すことができるセンス、と思っています。
例えば、AさんとBさんの2人がいて、同じくらいの知名度やエンゲージメント率があるとします。スポンサー様にどちらがオススメ?と聞かれた際に、フォロワー数などの数字以外の部分で、AさんとBさんを推薦する理由(それぞれのカリスマ性の詳細)や、その人の価値は今最大限に発揮されるタイミングなのか、などの情報です。
そのようなセンスを磨くには、色々な人と仕事をすることです。そうすることで、その人となりを静観できたり、仕事の種類によっては向き不向きなどを判断でき、スポンサー様からのイメージや希望条件以上のマッチングができることにつながります。様々な要望の仕事を長く続け、毎月こなしていくだけでも、そのセンスは蓄積していきます。

指名される理由は、皆さんにも作ることができます。方法は簡単、毎日そのことについて何かしらの情報収集をしたり、対象者とコミュニケーションをとったり、時を見てアウトプットをするだけで良いのです。わたしは「秘すれば花」という諺が好きなのですが、まさにぴったりですね。「継続は力なり」も同様ですね。今すぐにはわからなくても、自分なりのカリスマ性を発見できる機会かもしれません。同業種の方、お仕事の内容が私と異なる方も、ぜひ意識してみてくださいね。

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