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「サラウンドのドップラー効果を、一度体感してみたい。」GOROさん⑤

⑪FANKSになったことでの人生の変化を教えてください。
(
第4話からの続き)

GORO:
あとは、カラオケが大好きなりましたね。それまでは、人前で歌うのが恥ずかしくて。何より、歌う曲を知らないんですよね。だから音楽を聞いて、いろんなのに広がっていっても、渡辺美里も女性のキーだから歌えないし。

昔は、カラオケっていうのは、スナックとかパブくらいしか基本なく。カラオケボックスに行っても、(TMの曲は)「Get Wild」と「COME ON EVERYBODY」と「SEVEN DAYS WAR」の3曲くらいしかなかったんですよね。通信より前ですね。

当時の「PATI・PATI」か何かで「DIVE INTO YOUR BODY」が新譜で出ます、っていう時に、宇都宮隆が「どういうシチュエーションで聞いてほしいですか?」って訊かれていて。「ディスコとか。カラオケで歌ってほしい。」っていう風に答えていたけど、「カラオケに入ってねーじゃん。」って思って。「いつか歌ってみたいな。こんなノリノリの曲。」って思っていましたけどね。
でも、通信になって(カラオケにTMの曲が)ガーっと入って、嬉しかったですよね。「『FAIRE LA VISE』をカラオケで歌う日が来るんだ!」みたいな。

金谷:(一度カラオケをご一緒した時に)「PASSENGER」のラップまで、完璧に歌われていましたよね。

GORO:昔、飲み屋でバイトしたんですけど、スタッフに外国人の人がいて、よく海外のラップとかを文字起こししていたんですよね。
「何やってるの?」って訊いたら、「何を言っているか書き留めて、清書してから自分もラップするんだ。」って言って。なんか「面白いな、その作業。」と思って。
それで、たぶん「PASSENGER」は文字起こししなかったけど、TRFの「CRAZY GONNA CRAZY」とか何回も聴いて、英語を当てはめて。

当時、名古屋に住んでいて、よく夜中にカラオケパブ行って、歌っている女の人のところに乱入していってやっていたんですよ。
そうしたら、ボーイの男の子が「それ、覚えたいからコースターに書いてください。」とか言って。だから、「いいよ。いいよ。」って書いて、なんかお酒2杯ぐらいおごってもらったんすけど。
で、次に行って「覚えた?」って訊いたら、「あんなの覚えられないっすよ~。」って(笑)。やっぱり、耳で覚えないとダメですよね、ああいうのは。どこで区切るとか。

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⑫TMの40周年に期待することを教えてください。

GORO:
やっぱりド派手かつ大型キーボードの要塞の中での得意気な哲っちゃんの表情ですかね。あとは、やっぱりアレンジとか、今まで聞いたことがないようなのを聞きたいですけどね。

あれですね、「QUIT30」の時の、昔の映像を流しつつ、目の前では今のTMが演奏しているっていう。結構あれは、ホロっときますよね。あれ、良い演出だな、って。でも、全部あれやっちゃったら、ちょっと陳腐かな、と思うんですけどね。
「QUIT30」の時って、結構オリジナルの映像があって。インドネシアからとか、イギリスからとか。ああいうのは、スゴイなって思いましたね。

あと、体感したことないんですけど、(サラウンドシステムの)会場背面とか側面からのドップラー効果とか。なかなか箱がデカくなるとね、効果も薄いかもしれないですけど、でも、味わってみたいなって思いますよね。
できればそれを、そのままコンテンツデータをサブ録音で残して、AirPodsで楽しめるようにすればいいじゃん、って僕は思いますけどね。リアルサウンドで。

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⑬メンバー3人への感謝とメッセージ(伝えたいこと)をどうぞ。

GORO:
もう本当に「健康第一でお願いしますよね。」って。それぐらいっすね。(自分の希望)は、何か言って反映されちゃったら、なんか自分の中のワクワク感を超えてこない気がするんで。もう、フラットでいたいな、っていうのがあるんですよね。「俺が言ったから、これやったんだよね。」っていうより、「知らないのに、これやってくれた!」の方がすごい好きなタイプなので。

逆に言うと、何でも受け入れるんですけどね。「これやったのは、こういうことだよね。ありがとう!」って。そこは「消しゴム」の良いところですよね。「かわいい子には勝てないよね。」っていう(笑)。

あとは、木根さんの出番がなくなっちゃうかもしれないけど、あんまりMCとか、自虐的なのとかは…。
でも、何でも受け入れますから、もうとりあえず「健康でちゃんとやってね。」って。生で聞けるだけで光栄ですから。
この間のソロのライブでも、宇都宮さんがあんまり立っていないところとかを多く見たんで。「立っているのも大変なんだろうな。」って思いますから。

本当に一般的な、特に何をしたって訳じゃない会社員の意見ですけど、最近になって、改めて男のファンっていうのも多いんだな、っていうのを感じました。それはすごいなんか嬉しかったです。
本当に、音に触れる機会を作っていただいたお三方には感謝しかないですね。

(第12回へ続く)
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