旅録◻️多治見
大学時代のサークルの後輩・Aちゃんと岐阜の多治見へ行った。
Aちゃんとは会ったら話すが元々二人で遊ぶほどの仲ではなかったが、今年4月に一年ぶりに再会した際に多治見というタイルの街があることを教えてくれ、ノリで秋ごろの三連休で行こうとなり、ついにその時が来た。
約束した時から半年くらい経っていたから、本当に行けると思っていなくて嬉しかった。
名古屋駅で待ち合わせをし、そこから普通列車で40分ほど。多治見という場所は未知で、近づくにつれ渓谷のような景色になっていき不安とドキドキを覚えた。
多治見駅につくと、案外マンションも多くて大阪で例えると吹田、箕面、高槻あたりだろうかとAちゃんと話した。
この旅の一番の目的地は多治見モザイクアートミュージアム。
バスまでの時間、近辺をうろうろしてみることに。
そして、現れた商店街。
ながせゲートに入り歩くと、手芸屋、陶器屋などを発見しすごくワクワクした。
Aちゃんもワクワクしていて、同じ気持ちを共有できることが嬉しかった。
小腹が空いたので、うどん屋に入った。
「ころうどん」を頼んだ。モチモチの麺。フレンドリーな店主さん。大好きである。
腹を満たすとちょうどバスの時間に。モザイクアートミュージアムから帰ったらゆっくり商店街をみることにした。
そして、街を歩いていると道にも店先にもタイルをたくさん発見した。可愛すぎる。
胸を膨らませながらモザイクアートミュージアムへ。バスの窓から街を見るのも楽しかった。駅前から少し離れると山道になった。到着。
到着して入るなり、おみやげコーナーでよだれが。
予約していたタイルを使った小物作りに参加した。
幾多のタイルを自分で選んで、木製の小物に貼り付ける、というものである。私とAちゃんは写真立てを選んだ。私は暖色系でかたちに沿って並べた。Aちゃんは、かたちから飛び出し青を基調としながらもピンクや黄色をつかい、かなり独創的なものを作っていた。型からはみ出ることを恐れ新しいことに挑戦することが苦手な私を表しているようで、勝手に少し落ち込んでいたが、Aちゃんがたくさん褒めてくれて、進めるうちに自分が作ったものが好きになった。
Aちゃんはかなりの力作で時間に間に合わなかったが、後で自分でタイルを並べてくっつけるんだとワクワクしていた。素敵、好きだと思った。
館内はタイルでいっぱい、タイルの歴史が学べて面白かった。本当に可愛い。これからタイルを見るたび反応してしまうと思う。
帰りのバスの時間をオーバーしたため、タクシーを呼んだ。その間に近くの和菓子屋さんへ。うん、きゃわいい。
タクシーでオリベストリートまで送ってもらい、17時にほとんどの店が閉まるが17時前に着いた。
オリベストリートは第二の目的地で、三角屋という店が気になっていた。
明日の下見ということで、オリベストリートからながせ商店街まで歩いた。
美味しそうな店を発見し、入店。
一人暮らしをしてから食べていない、健康的で美味しいご飯に涙が出そうになった。店員さんも優しくて涙。
そのあとは、向かいにある喫茶わにへ。🐊
本屋と隣接されていて、めちゃめちゃよかった。これが。
本屋の本を持ち込んで喫茶店で読めるらしい。
夜まで空いていて、こんな喫茶店が近くにあればと悔しくなった。自分の居場所にしたくなった。
先ほどまで入っていた向かいの店を見ながら、Aちゃんと今までの自分のことを話し合った。
ホテルに帰り、お互いが好きなアーティストのライブ映像を鑑賞した。その好みも似ているのが最高だった。
◻️🔷
2日目に続く。
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